イケア・ジャパンは4月25日、日本人アーティスト高橋理子氏とコラボレーションした「SÖTRÖNN/ソートロン」限定コレクション17種を全国のイケア店舗およびIKEAオンラインストアで発売する。
日本と北欧の共通点とは
発売を前に開催されたお披露目会には、イケア・ジャパンCountry Commercial Managerのニコラス・ジョンソン氏が登壇、日本とスウェーデンの共通点について、「地球でも真反対の位置にある2国ですが、現代様式、ミニマリズム、機能性を重視するところなど共通点はたくさんあります。自然や天然素材を愛する心も似ていますね」と話した。
来日したイケア・スウェーデンRange Identity Leaderのカーリン・グスタフソン氏が、アーティスト高橋理子氏とともにトークセッションを行った。これまでイケアでさまざまなデザインのコラボレーションを指揮してきたカーリン氏もニコラス氏同様、「日本とスウェーデンには自然を生かす心、機能性がありながらもシンプルさを求めるところが共通しています」とし、今回のコラボレーションで高橋氏を起用した理由については「たくさんの素晴らしいデザイナーが日本にはいるけれど、その中でも理子さんのデザインは非常に現代的な日本らしさがあった」と語った。
SÖTRÖNN(ソートロン)は、視線を引き付けるテキスタイルアイテムやホームデコレーションのコレクション。日本の現代文化と東京のライフスタイルを映し出す、大胆で力強いパターンが特徴となっている
高橋氏は、テキスタイルが円と直線という2つのシンプルな要素のみで構成されることについて、「『有限から無限の可能性を引き出す』というコンセプトでデザインをしました。『日本生まれ日本育ち、東京で活動する私がデザインすることで必然的に東京らしさが生まれるのではないか』とイケアのプロダクトを使っている人たちのことを想像しながら自然に表現することを心がけました」と語った。
コラボアイテム17種の中で高橋氏のお気に入りはブランケットとキッチンクロス。「私はテキスタイルが専門なので素材感やテクスチャーがすごく気になるんですけれど、ブランケットは面積が大きく、大胆に柄をのせられて一番私らしいものになったと思います」と自信をのぞかせた。
カーリン氏もブランケットについて「イケアとしても大きな模様のデザインはとても珍しく、かっこいいですね。ベッドにかけてもオシャレ」と太鼓判を押した。
2人は共に子育てをしながら働く女性ということもあり、高橋氏は「私は子どもがまだ5歳と7歳なのですが、子どもが身近にいると視点が変わることを実感しています。ベビー用品のデザインや子どものいる暮らしをしている方々の目線みたいなものに気づくことができて視野が広がっていますね」と話した。
コラボアイテムを紹介
ここからはそのほかSÖTRÖNN/ソートロン限定コレクションのアイテムを紹介する。
いずれの商品も無くなり次第終了のため、気になるアイテムがある場合は早めに入手を!