リクルートは4月3日、「『じゃらん』行ってみたい花手水ランキング」を発表した。調査は2月20日~22日、全国の20代~50代の男女1,045名を対象にインターネットで行われた。
花手水(はなちょうず)は、神社やお寺の参拝前に手や身を清める手水舎にある手水鉢に花を浮かべたもの。色鮮やかな花が浮かんでいる風景がとてもかわいらしく、その見た目の華やかさからフォトジェニックなスポットとして注目を集めている。
1位は福岡県の「太宰府天満宮」だった。縦4m×横6mと日本屈指の大きさを誇る一枚岩の手洗鉢は、季節の花々が鮮やかに彩り、見応えある美しさ。多くの自然に囲まれる境内は、樹齢1,500年以上といわれる国指定天然記念物のクスノキや、約200種・約6,000本の白梅・紅梅が咲き誇る名所でも知られている。
続く2位は、京都府の「北野天満宮」がランクイン。毎週入れ替わる花で彩られた花手水は、季節行事に沿ったテーマ性のあるものから、生け花のように立体感のあるものまで、バラエティーに富んだ演出がSNSでも話題に。
続いて、埼玉県の「行田八幡神社」が3位に登場。月に1回ライトアップイベントを実施するなど、幻想的な花手水を見ることができる。
4位は京都府の「勝林寺」。東福寺の塔頭のひとつで、色鮮やかな花手水がSNSで話題のスポットとなっている。心華やぐ花手水とともに、毎日開催される坐禅を体験してみるのもおすすめ。
続いて、埼玉県にある勝負の神様「川越八幡宮」が5位にランクイン。聖徳太子の姿をした「ぐち聞きさま」や「厄除け(桃)の神様」など、境内にはちょっとユニークなスポットが点在しており、拝殿前にある龍の手水舎には、毎日が見頃となるよう、季節の花が彩り豊かに飾られている。
以下、6位「帯廣神社」(北海道)、7位「最明寺」(埼玉県)と続き、8位には、花手水発祥といわれる京都府のお寺「京都 眼の観音様 ~柳谷観音 立願山楊谷寺~」がランクインした。