小学館の「ぷっちぐみ」と「ちゃお」各編集部の視点で女子小学生のリアルをレポートする「JS研究所」は3月29日、女子小学生のスキンケアとメイクに関する調査結果を発表した。今回は、ちゃおの読者またはその家族を対象にした調査(2024年12月28日~2月1日)と、ぷっちぐみの読者またはその家族を対象にした調査(2024年12月27日~2月29日)が行われた。同調査は、ぷっちぐみ2024年2・3月と、ちゃお2024年2月号にて掲載・収集した。(各アンケートの集計数1000)
低学年JSに聞いた「持っているメイクアイテム」ランキングでは「口紅」が第1位に。次いで「アイシャドウ」が第2位となり、口紅とアイシャドウは3人に1人以上が持っていると回答。全体の集計では約6割のJSが何かしらのメイクアイテムを持っていることが明らかになった。
低学年と高学年の間で「ほしいメイクアイテム」に大きな差はなかった。ランキングTOP5の内では「マスカラ」と「ファンデーション」の順位が逆転。6位以下にランクインしているアイテムも大きな差はなかったが、高学年の方が「化粧下地」や「コンシーラー」といったベースメイクアイテムが上位にランクインしていた。
高学年JSのちゃお読者には、「ほしい化粧品」の中でもアイテム別に具体的なブランドを調査した。高学年JSに人気のメイクブランド第1位は「キャンメイク」。第2位には、僅差で「ロムアンド」がランクイン。ドラッグストアや100円ショップで手に入るプチプラブランドや韓国コスメに人気が集中した。
「リップクリーム」は、低学年JSでは半数以上が持っていることが明らかに。
ちゃお読者に、「普段使っているスキンケア」のアイテム別の具体的なブランドと「お肌の悩み」について調査した。スキンケアアイテムでは「ニベア」「キュレル」「無印良品」が上位に登場。高学年JSにはプチプラのロングセラー商品が人気だとわかった。
高学年JSに具体的な肌の悩みを調査したところ、3割以上が乾燥に悩んでいるという事実も明らかになった。普段使っているスキンケアアイテムでも、リップクリームや乳液・クリームなどの保湿アイテムが人気。一部、「(敏感肌で)しみる」という悩みを持つ子もいた。