俳優の志尊淳が、16日に放送される日本テレビのバラエティ番組『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(毎週土曜11:55~ ※関東ローカル)にゲスト出演し、栃木・小山市を旅する。

  • 志尊淳

待ち合わせ場所は「間々田八幡宮」。兼近大樹、満島真之介と3人で息が合わない参拝を済ませてから、境内にあった土俵の前で土俵入り風のタイトルコールを行い、旅がスタートする。

まずは、栃木の名産品いちごを求めて出発。今年所属していた大手芸能事務所を退所し、個人事務所での活動を始めた志尊。そのニュースを聞いて満島は「淳もいよいよ覚悟を決めたな」と思ったという。会社から仕事を与えられる環境を変えたくて独立したという志尊は「自分の首を絞めながらやっていく」ような苦しさを感じながらも「楽しいし、生きている感じがします」と語る。

到着したのは、いちご狩りやスイーツが楽しめる「いちごの里」。チョコレート専門店「カーンズチョコ」では店の定番メニュー「堕天使のパンケーキ」やチョコレートドリンク、チョコプリンなどを満喫しながら、テンションが上がった3人はいつも以上の悪ふざけで大騒ぎする。

次に到着したのは、昭和55年開業、小山市で唯一のボウリング場「小山ゴールドレーン」。今回の旅の代金の支払いを決めるのはボウリング3フレーム対決だ。まさかの泣きの1フレーム延長戦の結果、支払うのは誰になるのか…。

次の店に向かう移動中の車内から見えたのは、気になる完全個室DVD鑑賞の看板。志尊の「これって映画とかを観に行くってことですか?」という無邪気な質問には深入りしないでサラッと流す2人。

話題は、志尊の役者としての分岐点に。15歳でスカウトされて養成所に入って3か月でミュージカルのオーディションに受かってしまったという志尊。「本当に怒られまくってもう辞めよう」と思ったが「お客さんの反応見てて楽しくなる瞬間があった」と振り返る。

そして、最近では病気を患った時に「最高のパフォーマンスができないから」「決まっている作品全部降ろさせてください」「違う人で(作品を)やってください」と自ら役者を辞めることを考えたという。その時にある作品のスタッフから「志尊君がいいから、病気があっても治るまで待つ」と言ってもらって「求めてくれる人がいてくださる限り(役者を)やろう」「本当に求めてくれる人の熱量が高ければ高いほどうれしい」と、役者としての自分を肯定できたと話す。

最後の店はハンバーグ・ステーキハウス「ばんかん亭」。まだスイーツしか食べていない3人はハンバーグやステーキ、ビーフシチューなどガッツリお肉を注文。あまりのおいしさにテンションが上がりすぎた3人は、ナンセンスギャグの応酬でほぼ会話にはならないがとにかく楽しそうだ。志尊も「これ1本バラエティ番組として成立する?」と心配する。

【編集部MEMO】
『メシドラ』は、兼近と満島がゲストを迎えて台本なし、仕込みなしのグルメドライブを敢行。食べたグルメの料金は自腹となり、その場の“男子校”ノリで誰が支払うかを決める。これまで、須賀健太&もう中学生、竹内涼真&勝地涼、池松壮亮&勝地涼、三宅健、瀬戸康史、福士蒼汰、磯村勇斗、工藤阿須加、永瀬廉、佐野勇斗、林遣都、矢本悠馬&浅利陽介、鈴木伸之、山田孝之、竹内涼真、溝端淳平、森崎ウィン、鈴鹿央士、松村北斗、青木崇高、櫻井翔、速水もこみち、城田優がゲスト出演している。