元プロ野球選手で野球解説者の松坂大輔氏が8日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』で公開された動画「【獅子の誇り】松坂大輔が語る高橋光成が山本由伸に劣らぬ理由とは!? 甲斐野にポジションを奪われたベテラン投手を豊田コーチ激白【西武・豊田清投手コーチコラボ】」に出演。西武ドラフト1位の武内夏暉について語った。

松坂大輔氏

豊田清投手コーチも期待

この日公開された動画には、西武の豊田清投手コーチがゲストとして登場。豊田コーチに対し、チャンネルスタッフが「ドラ1の武内投手は、投手コーチからご覧になっていかがですか?」と質問したことで、武内について話す流れに

國學院大學を経て、2023年ドラフトで1位指名された武内。最速153キロのストレートや制球力を武器としているが、豊田コーチは「まだピッチングを3回見ただけですけど、サイズがとにかくデカいですよね」と、まずは186cmの体格に触れ、「左投手で、あそこまで大きな体で大活躍されたって、なかなか歴代を見ても少ないので」「その中でもコントロールがいいし、変化球も一通り投げられるのですごく期待してます」と語った。

一方の松坂氏は「昨日今日と見させてもらいましたけど、まず第一に気がついたのはバランスがいいですね。投げてるバランスがいいですし、そんなに力感は感じないんですけど、強いボールが来ている。フォームとボールのギャップがあるので、バッターが最初苦戦するのかなって勝手に思ってます」と評価。この見解に、豊田コーチが「松坂さんが言うなら、ちょっと期待ですね」と反応すると、松坂氏は「いやいやいや」と謙遜しながらも、「あと全体的にはコントロールがいいですね」と、武内の制球力の良さにも言及していた。

【編集部MEMO】
横浜高校のエースとして春・夏の甲子園連覇を達成し、プロ入り後は西武ライオンズやボストン・レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏。現役引退後は、テレビ朝日系報道番組『報道ステーション』のスポーツコーナーでキャスターを務めるなど、野球解説者として活躍している。