日産自動車は3月3日、神奈川県厚木市の日産テクニカルセンターにて「第13回 日産ふれあいロードレース」を開催した。
同大会は選手、観客、地域社会の絆を築き、あらゆる年齢や能力の人々が安心して楽しめるスポーツの発展に貢献することを目指し、2012年に初開催。視覚障がい者と健常者がともに参加する同レースは、同社のテクニカルセンター構内の道路で実施している。
レース当日は構内の車両通行を禁止し、選手と観客が安心して競技や応援に参加できる広々としたコースを提供。レースは2.4km、5km、10kmの競技のほか、1.5kmのウォーキングなどの複数の種目で行われ、視覚障がい、一般、小学生親子の各部門から参加できる。
なお、大会事務局側で、伴走ボランティアを手配することもでき、伴走者がいない視覚障がいを持つ人でも安心して参加が可能だ。
同社は同大会を、1984年に創設され、40年にわたって視覚障がいのあるランナーの支援を行う特定非営利活動法人 日本ブラインドマラソン協会と共催。同大会の参加料の一部は、視覚障がい者団体に寄付される予定となる。
大会開催に向け同社は、「日産は、よりクリーンで安全、インクルーシブな誰もが共生できる社会の実現に向け、真に持続可能な企業となることを目指しています。今後とも多様なニーズを持つ人々を結ぶ機会を提供することで、障がい者スポーツの普及発展に貢献していきます」とコメントしている。
■開催概要
大会名:第13回 日産ふれあいロードレース
主催:日産自動車 テクニカルセンター
共催:特定非営利活動法人 日本ブラインドマラソン協会
日程:2024年3月3日 ※雨天決行・荒天中止
会場:日産自動車 テクニカルセンター構内(神奈川県厚木市岡津古久560-2)
時間:
9:00 イベント 「ランニング教室」
10:00 [開会式]
10:40 2.4km、1.5km スタート
11:10 10km スタート
11:25 5km スタート
※表彰式は各種目上位3名のゴール後、準備が整い次第、実施する。
※進行状況により時間が前後することがある。