ジェーシービーとアメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.は2月28日、キャッシュレス決済導入1,442店舗を対象に行った、訪日外国人によるインバウンドの決済に関する調査結果を発表した。
キャッシュレス決済の導入効果は、「お客様の支払いがスムーズになった」が47%、「店舗の会計負担が減った」が32%と「会計時の効率」の回答が最多に。
訪日外国人の増加により、84%の店舗においてクレジットカード決済の利用が増えたと回答した。
訪日外国人客とのコミュニケーションで困ることは、「上手くメニューを説明できない」が32%、次いで「オーダー方法を理解してもらえない」、「利用可能な決済方法が伝わらない」と続いた。店舗では、"外国語"への対応が課題であり、オーダーや会計時の説明に困っていることが推測できる。
訪日外国人客とのコミュニケーションに有効なサポートツールは、「多言語ステッカー」が47%、次いで「接客フレーズ」「翻訳ツール」と続く。可視化に優れた「多言語ステッカー」や、コミュニケーションの補助として「接客フレーズ」などのツールが必要と考えられる。