お題に沿って会話をしながら、価値観のズレや一致を楽しむカードゲームであるito(イト)。本記事ではこのito(イト)のオリジナルお題を紹介します。恋愛系に擬人化やユニークで面白いお題、学校や仕事にまつわるテーマ、子供でもたのしめるお題など幅広く用意しました。

ゲームのルールやito(イト)の種類も解説しているので、家族や友人と遊ぶ前にぜひお読みください。

  • ito(イト)のお題一覧

    さまざまなお題でito(イト)を楽しみましょう

ito(イト)のオリジナルお題一覧

ito(イト)を楽しむときに使える、オリジナルのお題を紹介します。子ども向けの簡単なお題や仕事にまつわるお題、アニメや漫画に関するお題も取り上げました。

お題の面白さやオリジナリティーによって、ito(イト)の楽しみ方は変わります。世代や地域で価値観が変わり難しいお題も紹介するので、ito(イト)で遊ぶときにはぜひ参考にしてみてください。

面白い、盛り上がるお題

まずはユニークで面白く、会話が盛り上がりそうなito(イト)のオリジナルのお題を紹介します。

  • ケンカが強そうな言葉
  • 美人そうな四字熟語
  • お金持ちそうな名字
  • トークがうまそうな名前
  • カッコいい国の名前
  • カッコいい駅の名前
  • おしゃれそうな星座
  • 人間だったらお金持ちになりそうな動物
  • 面白い映画
  • 面白いバラエティー番組
  • 出会いたくないお化け(1が出会っても比較的大丈夫、100が絶対に出会いたくないお化け)
  • 最強の魔法
  • 人気なYouTuber
  • 人気な小説家
  • 人気なアーティスト
  • メイクの中で欠かせないアイテム・工程(1が省いても比較的大丈夫、100が絶対に必要なもの)
  • バンドの中でよりモテそうなパート
  • 隣に引っ越して来てほしくないタイプの人(1が比較的大丈夫、100が絶対に引っ越してきてほしくないタイプ)
  • 一年のうち、最も楽しみなイベント

恋愛系のお題

次に気になる人や恋人同士で楽しめる、オリジナルのお題を紹介します。

  • 魅力的だと思う男性芸能人
  • 魅力的だと思う女性芸能人
  • 理想のクリスマスの過ごし方
  • これをしたら浮気だと思うこと
  • 好きな人でもこれをされたら冷めること
  • 脈アリだと感じること
  • デートで行きたい場所
  • デートで食べたいもの
  • 恋人と海外旅行で行きたい国
  • 恋人に言われたらうれしい一言
  • 恋人に見られたくないもの(1が見られても比較的大丈夫、100が絶対に見られたくないもの)
  • 結婚したい歴史上の人物
  • 今までデートした中で一番楽しかった場所
  • 2人でまた行きたい旅行先
  • 2人でまた見たい映画

子どもでもできる簡単なお題

子どもでもできるような、比較的簡単なオリジナルのお題を紹介します。

  • 強い動物
  • 人気なヒーロー
  • やりたいお手伝い
  • クレヨンで最初に使い切る色
  • サンタさんにお願いしたいプレゼント
  • 誕生日に食べたいもの
  • 遊びに行きたい場所
  • 絶対に必要な文房具(1が無くても比較的大丈夫、100が絶対に必要なもの)
  • 人気な昔あそび(けん玉、コマ、おはじき、お手玉、竹馬など)

学校にまつわるお題

学校にまつわる、オリジナルのお題を紹介します。

  • 人気な科目
  • モテそうな部活
  • 担任になってほしい有名人
  • 図書室にあったらうれしい本
  • もうやりたくない学校行事(1が再度やっても比較的大丈夫、100が絶対にやりたくない行事)
  • 合唱コンクールで歌いたい曲
  • 面白い先生は誰か(みんな同じ学校だった場合)
  • お金持ちになりそうな先生は誰か(みんな同じ学校だった場合)
  • SNSのフォロワーが多そうな先生は誰か(みんな同じ学校だった場合)
  • 国語の教科書に載っていて好きだったお話

会社、仕事にまつわるお題

会社や仕事にまつわる、オリジナルのお題を紹介します。

  • AIにお願いしたい仕事
  • もらったらうれしい備品
  • 出張で行きたい場所
  • 仕事ができそうなスポーツ選手
  • 入社してほしい有名人
  • 上司にしたい歴史上の人物
  • 部下にしたいミュージシャン
  • 絶対に嫌な社内ルール(1が比較的大丈夫、100が絶対に嫌なルール)
  • あったらうれしい福利厚生
  • YouTuberとしても成功しそうな有名社長
  • 絶対にリンクをクリックしてはいけない迷惑メールのタイトル(1が比較的セーフ、100が絶対にダメ)
  • 優れた上司に必要な能力
  • 上司にかわいがられるために必要な能力
  • 自分が新卒の採用担当なら重視すること
  • 自分が中途の採用担当なら重視すること
  • 就職(転職)する際に会社選びで重視すること

食べ物にまつわるお題

食べ物にまつわる、オリジナルのお題を紹介します。

  • 自分へのご褒美に食べたいもの
  • ファミレスで人気なメニュー
  • ドリンクバーにあったらうれしい飲み物
  • 甘い食べ物
  • しょっぱい食べ物
  • 鍋に入れたい食材
  • サンドイッチにはさみたい食材
  • たこ焼きでたこの代わりに入れたらおいしいもの
  • チーズを乗せたらおいしくなるもの
  • 居酒屋のお通しで出てきたらうれしいもの
  • 人気なみそ汁の具
  • 人気な麺類
  • 王道のパスタの味
  • 人気なお茶の種類
  • 最後の晩餐にふさわしいもの

アニメ・漫画にまつわるお題

アニメや漫画にまつわる、オリジナルのお題を紹介します。

  • 憎めないアニメ・漫画の悪役(1が憎らしい、100が憎めない)
  • 人気な漫画家
  • 今、読み返したい漫画
  • アニメ化してほしい漫画
  • 映画化してほしい漫画
  • 一人で見ると泣いてしまうアニメ・漫画
  • ポジティブになるアニメ・漫画の名言
  • 友人の子どもにプレゼントしたい漫画
  • 友達になりたいアニメ・漫画のキャラクター
  • 実在したらモテそうなアニメ・漫画のキャラクター
  • 実在したら出世しそうなアニメ・漫画のキャラクター
  • 実在したらSNSのフォロワーが多そうなアニメ・漫画の名言

【高難易度】年齢・世代によって意見が異なりやすいもの

年齢・世代差があるものは意見を合わせるのが難しく、より高レベルとなるでしょう。例えば以下のようなものが考えられます。

  • 面白いドラマ
  • テンションが上がる曲
  • 人気な運動会の競技
  • 夏フェスで見たいアーティスト
  • 子どもにさせたい習い事
  • 大好物だった給食
  • 今、最もほしいもの

【高難易度】地域によって意見が異なりやすいもの

出身地や住んでいる地域によって差があるものも意見を合わせるのが難しく、より高レベルとなるでしょう。例えば以下のようなものが考えられます。

  • 野球の強い高校
  • サッカーの強い高校
  • 東京大学に進学する人が多そうな高校
  • 有名人が住んでいそうな地域
  • 人気なおでんの具
  • 子どものときに人気だった駄菓子
  • 人気なテーマパーク・遊園地

お題を決めて遊ぶカードゲーム「ito(イト)」とは

  • itoとは

ここで改めて、「ito(イト)」の基本情報を学びましょう。

ito(イト)とは2019年に発売された、累計発行部数10万部超(2022年8月時点)の人気カードゲームです。

プレイ時間は約30分で、2人から10人まで同時に楽しめます。お題を決めてプレーヤー同士で会話をしながら、配られたカードの数字を予想して楽しむゲームです。

ito(イト)のルールは2つあります。プレーヤー同士が協力する「クモノイト」と、協力と裏切りを楽しむ「アカイイト」です。

「クモノイト」は、お互いに配られたカードの数字を予想して、数字の小さい順にカードを出していくルール。「アカイイト」は、2人のカードの数字を足すと100になる相手を探すルールです。

元々100種類のお題が収録されていますのでそれらを楽しみつつ、遊び尽くしてしまったという方は今回紹介したオリジナルのお題で楽しんでみてください。

また2022年12月に「ito レインボー」も発売しており、お題が一新された他、新しいモード「ニジノイト」が追加されました。

さらに、2024年3月28日には「ito クラシック」が発売予定です。基本的なルールはそのままにクラシカルなデザインが楽しめ、新規のお題も13問追加されます。

ito(イト)のゲームルールをわかりやすく解説

  • ito(イト)のゲームルールを解説

ここからは、ito(イト)の「クモノイト」のゲームルールを、5つのステップに分けて解説します。

基本的なルールとして、ゲーム中は絶対に自分に配られたカードの数字を言ってはいけません。もし数字を口に出すとゲームオーバーになるので、注意してください。

会話を通して、価値観の一致やズレを楽しみましょう。

ゲームの準備をする

ito(イト)をプレイするメンバーが集まったら、ゲームの準備をしましょう。箱の中には、以下のものが入っています。

  • ナンバーカード
  • テーマカード
  • ライフカード
  • クモノシート
  • 説明書

まずは数字の書かれたナンバーカードを裏返し、よく混ぜてから数字が見えないように山札を作ってください。そこから、ナンバーカードを1枚ずつ配りましょう。ナンバーカードには1~100までの数字が書いてあります。自分の数字を発表しないだけでなく、他のプレーヤーの数字を見ないように気を付けてください。

次にお題が書かれたテーマカードも裏返しの状態でよく混ぜて、山札を作ります。そしてライフカードは全員が見える場所に設置してください。

ito(イト)の箱の蓋にクモノシートをセットして、ナンバーカードを出せる場を作りましょう。

お題を決定する

ゲームの準備が終わったら、お題を決めましょう。テーマカードの山札から2枚ほどめくり、ゲームで使用するお題を選んでください。

プレーヤー全員の価値観がそろいやすいお題を選ぶと、ゲームをクリアしやすいです。全員で相談し、ゲームで使用するお題を決定してください。

元々のお題で遊び尽くしてしまったという方は、先ほど紹介したオリジナルのお題を使用すると、よりゲームが盛り上がるでしょう。

手札を数字以外で宣言する

お題が決定したら、手元にあるナンバーカードの数字を、お題に合わせた形で宣言します。繰り返しになりますが、数字をそのまま口に出すとゲームオーバーになるので、注意してください。

例えばお題が「もらったらうれしいプレゼント」の場合は、100がもらったら最もうれしいプレゼント。1がもらってもうれしくないプレゼントというイメージです。自分のナンバーカードの数字に合わせて、宣言するモノやサービスを考えましょう。もらったらうれしいプレゼントの例は「世界一周旅行」「バッグ」「スイーツ」などが考えられるでしょう。

ナンバーカードの数字を表すモノやサービスは、「バッグ」のような一つの名詞でもいいですし、補足を加えた形でも宣言できます。具体的には「高級ブランドのバッグ」や「銀座で買えそうなバッグ」などもOKです。

会話しながら全員の数字を予想する

全員がお題に合わせたモノやサービスを宣言したら、プレーヤー同士で会話をしながら全員の数字を予想します。お題に関係していればどんな会話をしても大丈夫です。お互いに質問を繰り返し、ナンバーカードの数字を予想してください。

また、会話の途中で宣言した内容を変更できます。例えば「世界一周旅行」を「日本一周旅行」に変更するといった具合です。何度も質問を繰り返すことで、相手の数字を予想しやすくなります。お互いの価値観をイメージして、ナンバーカードに書かれた数字を予想してください。

カードを出す

会話をしながら、各プレーヤーは手札を場に出すことができます。ただしカードを出す順番は数字の小さい人からです。数字の小さい順に全員がカードを出せたら、ステージクリアとなります。そのため「○○を出します、いいですね?」などと確認を取ってから出すようにしましょう。

例えばテーマが「もらったらうれしいプレゼント」で、4人がプレイした場合の具体的なクリアの例はコチラです。

  • 数字「4」→「ガムの包み紙」
  • 数字「33」→「ポテトチップス」
  • 数字「68」→「サッカーチームのユニフォーム」
  • 数字「96」→「世界一周旅行」

もしも自分の持っているカードの数字よりも大きい数字を他の人が出してしまったら、一度ゲームをストップしましょう。場に出たカードよりも数字の小さなカードは、表向きにして脇によけます。

この出せなかったカードの枚数だけライフを失い、3つあるライフが0になったらゲームオーバーです。

全員のナンバーカードがなくなった時点でライフが残っていたら、ステージクリアです。ステージをクリアしたら、ボーナスとしてライフを1つ回復できます。

ステージをクリアしたら、次のステージに進みましょう。ステージ2では配られるナンバーカードは2枚に増え、ステージ3では3枚に増えます。3つのステージをクリアできたら、全員勝利でゲーム終了です。

なおステージをクリアするとライフを1つもらえますが、ライフの上限は3つです。またプレーヤーが2人の場合はライフを回復できないので、注意してください。

さまざまなお題でito(イト)を楽しもう

本記事では、さまざまなお題を楽しめるゲームito(イト)を紹介しました。オリジナルのお題を使って遊ぶと、ゲームはより盛り上がるでしょう。

記事内で紹介したお題を参考にしつつ、あなたもオリジナルのお題を作ってito(イト)を楽しんでみてはいかかでしょうか。

※画像はイメージです