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【この記事のエキスパート】
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター:たろっさ
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。
個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。
家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。
現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。
この記事では、工事現場やDIYなど広い用途で使用できるワークライトの選び方とおすすめ商品を紹介します。マキタやジェントスといった人気メーカーを中心に、LED式、充電式、マグネット付き、防水機能付きなどさまざまな製品をピックアップ。用途に合わせて選びましょう。
光量が魅力!ワークライトの魅力とは?
ワークライトとは夜間や悪天候時に工事やDIYなどの作業を行う際に使用するライトです。作業灯とも呼ばれ、工場やガレージなどの薄暗い場所や、漁船上で使うほか、重機に取り付けて除雪を行うなど屋内外で使用することを想定されています。
形状には多くの種類があり、懐中電灯のような手持ちのものからヘッドライトのように身に着けて使用するもの、投光器のように置いて使用する大型のものなど多岐にわたります。自分のやりたい作業や環境に合わせて選びやすいのもワークライトの魅力です。
もちろん作業だけでなく、キャンプやバーベキューなどの家庭用としても重宝します。火を扱うなどの状況で手元が暗いと危険なので、安全性を高めるためにもワークライトを用いるといいでしょう。
ワークライトの選び方
それでは早速ワークライトの選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】形状
【2】電圧
【3】ランプ種類
【4】光量
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】形状は自分のやる作業に合わせて選ぼう
ワークライトには大きく分けてハンディ、投光器、装着型の3種類があります。それぞれの特徴について解説していきます。
ハンディ型:汎用性が高い
ハンディ型は狭い場所や隙間に直接光を入れて作業をする場合などに好適なタイプです。懐中電灯やランタンなどが該当します。
懐中電灯は片手が塞がってはしまうものの、自分が照らしたい場所をピンポイントで照らしたい場合に重宝します。車の点検などで活躍するでしょう。
ランタンやトーチなどの置き型は夜間の作業やキャンプ、釣りなどでの使用に好適。かけておきたいなどの要望がある場合はフックやマグネット付きのものを選びましょう。
投光器:大規模な工事現場やイベントなどに
投光器は他の方式よりも大きめで、光量や照射部が広いのが特徴です。夜間の工事や建築現場、屋外イベントなどで使用します。照射する向きや角度を変えられるものが多く、自由度が高いのがポイントです。
大型のものもありますが、比較的小型で自宅DIYやガレージで使用できるものも。また、車やバイクに取り付けて補助灯としても使えます。しかし、道路運送車両法の保安基準や設置ルールが細かく定められているため、不安な場合はそちらも確認するようにしましょう。
装着型:両手が自由に使える
装着型はヘッドライトやブローチライトなど、体に身に着けて使用するタイプです。体につけるので両手が空くため、作業に没頭しやすいです。夜間の作業で両手を使う釣りやガレージでの作業などに重宝します。
【2】電圧は使用環境に合わせて選ぼう
電圧には100Vや200V、車に取り付ける12Vや24Vのものなどがあります。一般的な家庭用コンセントはほとんどが100Vなので、家庭用コンセントで使用したいのであれば通常の100V対応のものを選べばOKです。
200V対応のものでも変圧器を通せば対応可能ですが、別途機器が必要になる・変圧器の対応可否が不明ということもあるため、あまり当てにはしないほうがいいでしょう。
車で使用するのであれば12Vや24Vのものをチョイス。12Vが普通乗用車、24Vがバスやトラックといった大型車です。
【3】ランプの種類はLEDが主流! 大型のものは白熱灯も
ワークライトに使用されているランプの種類もそれぞれさまざまあります。
昨今のワークライトの事情を鑑みるとほとんどの場合がLEDとなっており、コスパが良い上に消費電力が少なく、長持ちしやすいので長期間使用できるというのがポイント。ただし、普通の白熱灯などに比べて本体価格が若干高い傾向があります。
白熱電球は強い明かりが必要な場所に主に使用されます。自然の光と近いため、長時間使用していても疲れづらいのがメリット。LEDと違って目に刺さるような間隔も少ないため、一点に集中して作業に没頭する場合などに好適です。しかし、電球の寿命が短く、熱を持ちやすいので燃えやすいものの近くでは使用しないようにしましょう。
蛍光灯やメタルハライドランプなどの放電灯は広範囲をまんべんなく照らしたい場合に使用します。白熱電球より消費電力が低く、LEDよりも本体価格が安いためバランスが取れているのが特徴。町工場や工事現場などでの使用に向いています。ただ、放電灯は光量を調節できないため、据え置きになってしまうというのがネック。
【4】光量は作業内容に合わせて選ぼう
ワークライトの明るさはW(ワット)、もしくはlm(ルーメン)で表されます。白熱電球の場合はWで、LEDや放電灯の場合はlmで表されます。参考までに40w相当は485lm、60w相当では810lmとなりますので押さえておきましょう。
使用する用途によって適切な光量は変わってきます。あまりにも明るすぎるものを選んでしまうと眩しすぎて逆に作業しづらいということにつながりかねません。
手元の作業であれば30W、300lm前後のもので十分です。部屋全体を照らしたい、工事現場の大部分をカバーしたいということであれば80Wや1,000lm以上のものを選ぶようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)