JR東日本は14日、特別企画乗車券と旅行商品を通じた「令和6年能登半島地震」の被災地支援を行い、その一環で1日も早い被災地の復興に役立てることをめざし、特別企画乗車券「北陸応援フリーきっぷ」を発売すると発表した。
特別企画乗車券「北陸応援フリーきっぷ」の販売期間は2月15日から3月11日まで(利用開始日前日まで販売)。利用期間は2月16日から3月15日まで、有効期間は連続する4日間とされている。首都圏にあるJR東日本のおもな駅に設置された指定席券売機で販売され、東京都区内から北陸フリーエリアへの往路は北陸新幹線「かがやき」「はくたか」の普通車指定席、復路は北陸新幹線「はくたか」の普通車自由席をそれぞれ1回限り利用できる。
北陸フリーエリアは北陸新幹線の黒部宇奈月温泉~金沢間、北陸本線の敦賀~金沢間、小浜線の小浜~敦賀間、越美北線(越前花堂~九頭竜湖間)・七尾線(津幡~和倉温泉間)・城端線(高岡~城端間)・氷見線(高岡~氷見間)の全線、高山本線の猪谷~富山間、IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の金沢~富山~黒部間。フリーエリア内の快速・普通列車が連続4日間乗り放題となるほか、新幹線および特急列車の普通車自由席も利用できる。発売額は大人2万円(小児の設定なし)。
なお、JR東日本は能登半島地震の被災地支援として、義援金の寄付も行う。北陸3県(石川県、富山県、福井県)と新潟県を目的地とする宿泊付き「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」において、2月14日から3月31日までを出発日とする旅行商品を対象に、参加者1名につき500円を義援金とする。日本赤十字社を通じて義援金を寄付するとのこと。