欧州代表戦 野球日本代表侍ジャパン 最新情報
昨年11月に行われた「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」では、優勝を飾った井端JAPAN。今年はシーズン開幕前の3月6日、7日の2日間にわたり、欧州代表との強化試合が行われる。ここでは、侍ジャパンの選出メンバーを予想したい。なお、直前に台湾遠征を控える読売ジャイアンツのメンバーは選出外としている。
先発・第2先発投手(6名)
先発・第2先発投手は、以下のメンバーを予想した。比較的新しい顔ぶれとなっている。
・宮城大弥(オリックス)
・平良海馬(西武)
・隅田知一郎(西武)
・山下舜平大(オリックス)
・種市篤暉(ロッテ)
・根本悠楓(日本ハム)
先発では、第5回WBCメンバーの宮城大弥(オリックス)、東京五輪を経験している平良海馬(西武)らが投手陣の中心を担うだろう。
その他、アジアCSで先発の一角を務めた隅田知一郎(西武)、昨季ブレイクした山下舜平大(オリックス)、種市篤暉(ロッテ)の選出を予想。
根本悠楓(日本ハム)は、アジアCSに続いて第2先発要員でのメンバー入りを予想した。
救援投手(6名)
救援投手は、以下のメンバーを予想。大学生選手を含め、本代表初選出の投手を多く揃えた。
・田口麗斗(ヤクルト)
・横山陸人(ロッテ)
・渡辺翔太(楽天)
・松山晋也(中日)
・金丸夢斗(関西大)
・中村優斗(愛知工業大)
まずは、アジアCSで守護神に抜擢された田口麗斗(ヤクルト)、変則サイドスローの横山陸人(ロッテ)を選出。共に井端JAPANを経験し、指揮官からの評価も高い。
渡辺翔太(楽天)、松山晋也(中日)は代表初選出となるが、渡辺は球界でも珍しいパームボールの使い手。松山は150キロ超のスピードボールと国際大会で面白い存在となりそうだ。
アマチュア球界からは、金丸夢斗(関西大)と中村優斗(愛知工業大)をリストアップ。金丸は、世代屈指のサウスポーとして今秋ドラフトの目玉と目される。中村は、最速157キロを誇る本格派右腕。井端監督は、昨年12月に行われた大学日本代表選考合宿で両投手を視察しており、招集を示唆していた。
捕手(3名)
捕手は、昨秋のアジアチャンピオンシップを経験したメンバーを中心に3選手を予想した。
・坂倉将吾(広島)
・古賀悠斗(西武)
・山本祐大(DeNA)
アジアCSでは、オーバーエイジ(OA)枠で選出され、主戦でマスクを被った坂倉将吾(広島)が、今回も正捕手格となるだろう。球界屈指の“打てる捕手”として、井端JAPANの中枢を担う。
坂倉の脇を固める捕手として、古賀悠斗(西武)、山本祐大(DeNA)と2人の守備型捕手の選出を予想。共に2023年は盗塁阻止率4割超を記録するなど、強肩が大きな武器となる。
古賀は、アジアCSで先発出場を経験。山本は代表初選出となるが、視察に訪れた井端監督から高い評価を得ている。
内野手(7名)
内野手は、以下のメンバーを選出した。
・村上宗隆(ヤクルト)
・牧秀悟(DeNA)
・石川昂弥(中日)
・源田壮亮(西武)
・中野拓夢(阪神)
・紅林弘太郎(オリックス)
・宗山塁(明治大)
まずは、井端監督が中軸として期待する村上宗隆(ヤクルト)と牧秀悟(DeNA)を順当に選出。村上は春季キャンプで左臀部の張りを訴えて別メニュー調整となっているが、軽傷を主張しており、3月には間に合うだろう。
村上、牧のバックアップとして、石川昂弥(中日)の選出を予想。石川は、アジアCSでも招集が検討されるなど、井端監督からも期待が寄せられている。
二遊間は、第5回WBCメンバーの源田壮亮(西武)、中野拓夢(阪神)の経験者に加え、アジアCSは故障により辞退となった紅林弘太郎(オリックス)、宗山塁(明治大)といったニューフェイスの選出を予想。
宗山は、名門・明治大で1年時から正遊撃手を担い、すでに今秋ドラフト1位指名での競合が確実視されている。
外野手(6名)
外野手は、以下のメンバーの選出を予想した。
・近藤健介(ソフトバンク)
・岡林勇希(中日)
・万波中正(日本ハム)
・森下翔太(阪神)
・田村俊介(広島)
・西川史礁(青山学院大)
まずは、第5回WBCで2番打者を担った近藤健介(ソフトバンク)を選出。井端JAPANにおいても、打線の中心を担う役割が期待されている。
中堅には岡林勇希(中日)、右翼には万波中正(日本ハム)や森下翔太(阪神)といったアジアCSを経験した選手が入ることになりそうだ。
また、高卒3年目・田村俊介(広島)のサプライズ選出を予想する。NPB通算10試合と実績こそ乏しいが、春季キャンプを視察した井端監督から高評価を受けている。
そして、アマチュア球界から西川史礁(青山学院大)のメンバー入りを予想。3年時から青山学院大の主軸を担い、大学日本代表でも4番打者を任された。
スタメン案
1番(中)岡林勇希
2番(左)近藤健介
3番(一)牧秀悟
4番(三)村上宗隆
5番(右)万波中正
6番(捕)坂倉将吾
7番(指)森下翔太
8番(二)中野拓夢
9番(遊)源田壮亮
リードオフマンには、アジアCSでも上位打線を担った岡林を予想。2番には近藤を置き、3番・牧、4番・村上と第5回WBCを経験した実力者を並べた。
5番は2023年に本塁打王争いを繰り広げた万波、6番には勝負強い打撃が光る坂倉。パンチ力に加え、打点を稼ぐ能力もある2人を配置した。
下位打線は森下、中野、源田の順に。森下には、アジアCS同様の活躍を期待。中野、源田の二遊間コンビには、つなぎの打撃が求められる。
【表】侍ジャパンシリーズ2024、日本代表メンバー予想
先発・第2先発投手
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救援投手
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捕手
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内野手
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外野手
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スタメン案
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【了】