相模鉄道は、2024年3月16日に相鉄線の土休日ダイヤ、3月18日に相鉄線の平日ダイヤを改正すると発表した。相鉄・JR直通線は早朝時間帯に1往復設定する一方、深夜の1往復が運転取りやめに。夕夜間に特急として運転している一部列車を各停に種別変更する。

  • 相鉄・JR直通線の列車に使用される相模鉄道の車両12000系

相鉄・JR直通線のダイヤ改正に関して、JR東日本も昨年12月に早朝時間帯の列車新設を発表していたが、海老名駅をはじめ相鉄線内の時刻は「調整中」となっていた。

今回の発表で、早朝時間帯に新設される列車は海老名駅5時24分発・新宿駅6時24分着の上り特急、新宿駅6時31分発・海老名駅7時48分着の下り各停として運転することが明らかに。あわせて「上り21時台、下り23時台」の1往復を運転取りやめとすることも発表した。平日・土休日ともに1日を通しての運転本数に変更はないとのこと。

夕夜間に運転される相鉄・JR直通線の列車もダイヤ調整が行われる。相鉄線において、横浜駅からの下り快速(海老名行または湘南台行)と、相鉄・JR直通線の特急(新宿発海老名行)が西谷駅で接続するパターンについて、横浜駅からの一部列車を特急、相鉄・JR直通線の一部列車を各停とするパターンに変更。平日夕夜間の上りも、海老名発横浜行の一部列車を特急に変更し、相鉄・JR直通線または相鉄・東急直通線の一部列車を各停に変更し、二俣川駅または西谷駅で接続するパターンに変更する。夕夜間の横浜~海老名間で特急が増え、相鉄・JR直通線で各停が増えることになる。