元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が1月29日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【衝撃分析】中日は4番打者の活躍次第で優勝できる⁉︎その根拠をラミレスがデータから紐解く!」に出演。中日・中田翔の昨シーズンの成績について語った。

アレックス・ラミレス氏

■中日の4番に座るべき選手とは

今回の動画では、ラミレス氏が「中日ドラゴンズの4番」をテーマにトーク。その中で、「今シーズン2024年は、中田翔がジャイアンツから移籍してきた」と切り出し、「彼の数字を見ると、ジャイアンツのホームは東京ドームだったが、あまり印象的な結果は出ていない。昨年は打率.255、本塁打15本、37打点だったが、狭い東京ドームがホームだったことを考えると、それほどいい結果ではなかったね」と率直な印象を打ち明ける。

また、「今年から当然、本拠地はナゴヤドームになる。とても大きい球場なので、ホームランが出にくいよね。さらに、マウンドが高いので、ピッチャーのボールがよく動くんだ。例えば、ツーシームやシンカーなら、より落ちるし、スライダーなら、より曲がる。だから、ナゴヤドームでホームランを打つことはとても難しい」と解説。その上で、「しかし、多くの人は、中田翔が中日の4番に座るべきだと考える」という意見にも言及しつつ、「ただ、数字などを見て、ポテンシャルを考えると、僕は細川成也が中日の4番に座るべきだと思う」と持論を述べていた。

【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。そのラミレス氏のYouTubeチャンネルである『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』では、高橋由伸氏、清原和博氏、山本昌氏をはじめとする球界のレジェンドとの対談動画のほか、日本シリーズやワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の解説動画も人気を集めている。