ローマは30日、ライプツィヒからスペイン人DFアンヘリーニョを獲得したことを発表した。
発表によると、移籍形態は2024年6月30日までとなるレンタル移籍で加入し、買い取りオプションも付随。背番号は「69」に決定した。なお、イタリアメディア『フットボール・イタリア』によると、買い取りオプションは500万ユーロ(約8億円)に100万ユーロ(約1億6000万円)の追加オプションが付随する形になっているほか、ローマが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した場合には買い取りオプションを行使するという紳士協定も結ばれているという。
アンへリーニョは1997年1月4日生まれの現在27歳。デポルティーボのカンテラ(育成組織)からマンチェスター・シティのアカデミーに移籍した。その後はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティを筆頭に、スペインのジローナとマジョルカ、オランダのNACブレダとPSVなど、様々な国のクラブで“武者修行”を経験。2020年1月にライプツィヒへレンタル移籍すると、2020-21シーズン中に買い取りの義務が発生し、完全移籍に移行した。
2022-23シーズンはホッフェンハイムへとレンタル移籍となると、昨年7月にはガラタサライに買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。公式戦19試合出場で1ゴール1アシストを記録していたが、今シーズンの後半戦はローマでプレーすることとなった。
移籍が決定したアンへリーニョはローマのクラブ公式サイトで「ローマという言葉を聞いた時、ためらいなどはなかった。今日、素晴らしい歴史とチャンピオンだらけのチームを持つ偉大なクラブの一員になることができて誇りに思っている。監督やチームメイトに会うことを楽しみにしている」とコメントを発表している。