元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が23日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。「女の子を育てたかった」という母親の悩みにアドバイスを送った。

“女の子を育てたかった気持ち”を消化したい

藤本美貴

この日に公開された『ミキティ人生相談』では、29歳女性のお悩みを紹介。相談者には、生後10カ月の息子がおり、「子供を産んでから、女の子だったらよかったのに……と思うようになった」と吐露。「男の子は将来、実家と疎遠になってしまう」「将来はきっと寂しくなるだろう」とこぼし、「息子を育てる意味を考えてしまい、涙が出てくる。経済的に一人しか産めそうになく、男の子を産んだことを本当に後悔している。女の子を育てたかった気持ちをどう消化すればいいのか」と打ち明けた。

相談者の「息子は嫁に取られる」という言葉に、藤本は、「確かに、息子と孫は嫁のものだと思ったほうがいい」としながら、「だからこそ、自分のところにいる間は、すごい愛情を注いであげたいし、いい感じのマザコンに育てたい。何でも“お母さ~ん!”って来るようなマザコンは嫌だけど、いつもどこか片隅にはお母さんがいて、お母さん元気かな?たまには電話しようかな?とか、いい具合のマザコンに育てたいなと思ってる」と自身の考えを明かした。

また、「夫は息子を義実家に連れていくこともなく、義母とよく親子ケンカをしている」という話を受け、「それは旦那さんとお義母さんの関係であって、自分と自分の子供との関係性ではない」とキッパリ。将来、息子が結婚したときを想像し、「嫁をかわいがる。これが一番大事。自分も孫を見たいし、自分の子供にももちろん会いたいし。自分の子供を愛してくれる奥さんもかわいがりたい」と語り、「そういう関係性を作る約20年間なのかなと思う」と伝えた。

さらに、藤本は、「男の子だから離れちゃうみたいなことじゃない。女の子でも反抗期がすごくて、二度と帰ってこない子もいる。“お母さんとは縁切った”っていう女の子だっているから」と、性別は関係ないことを強調。「男の子はずっと甘えてくる。子供時代は、お母さん大好きなのよ。だから、その関係性を自分で築いていけばいい」と語りかけ、「周りがこうだからっていうよりも、こういう子供になってほしいという方向性を決めて、一生懸命育てる。目の前にいる息子をただただかわいがれば、その未来は自然とやってくるかなと思います」と締めくくった。

視聴者からは、「ミキティ上手なアドバイス」「いろんな人の目線に立ててすごい」「ミキティのアンサーは心が広くて偏りが無くて救われます」「ミキティ芯がぶれてなくてすごいなあ」「深すぎてビックリ」「ものすごく救い」など、絶賛する声が相次いでいる。

【編集部MEMO】
2019年10月に開設されたYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』は、藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届けるチャンネル。4年前のブログには、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近では、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。