JR東日本新潟支社は、3月15日で定期運行を終了するE2系200系カラー新幹線の車内限定で使用されている「ふるさとチャイム」と自動放送の録音を楽しむイベントを3月3日に新潟新幹線車両センターで開催すると発表した。
E2系200系カラー新幹線は、2022年に「鉄道開業150年」「新幹線YEAR2022」の一環で登場した車両。「ふるさとチャイム」は、1982~1991年の間、駅到着・発車の際、車内放送に流れていたメロディーで、東北・上越新幹線の各駅にちなんだ楽曲や民謡を使用していた。
3月3日に行われる録音イベント「チャイムトラベル in 新潟新幹線車両センター」では、静かな録音環境を用意するため、E2系200系カラー新幹線の車内に案内した後、車両を「着発収容庫」と呼ばれる車庫へ移動して留め置く。E2系による定期列車の運用がない東北新幹線仙台~新青森間、上越新幹線東京~新潟間の「ふるさとチャイム」と自動放送の録音も行えるとのこと。
1名につきひとつのスピーカーに案内され、録音を行えるほか、仕交検庫内にあるE2系200系カラー新幹線の先頭車両前頭部、行先案内表示器、車両側面(台車付近)の撮影も行える。
開催日時は3月3日の12時から16時30分まで。大形駅(白新線)に集合し、新潟新幹線車両センターまで徒歩で移動(約20分)。「ふるさとチャイム」と自動放送の録音時間は90分程度、車両の撮影は30分程度を予定している。申込みは1月29日12時30分から2月25日23時59分まで、「JRE MALL」新潟支社にて16名を先着定員制で受け付け、売り切れ次第、終了となる。販売額は大人・小児同額で1万2,660円。小学生以上を参加対象とし、小学生の参加については保護者の同伴が必要となる。