星野リゾートは6月20日、「星野リゾート 1955(いちきゅうごーごー)東京ベイ」を千葉県・舞浜新浦安エリアに開業する。1月17日より、予約受付を開始した。
2023年12月31日に営業終了した旧「東京ベイ東急ホテル」をリブランドするもの。
コンセプトは「OLDIES GOODIES」。古き良きアメリカという意味で、経済や文化が大きく発展した1950年代のアメリカを指す言葉としてよく使われる。中でも1955年は世界初のディズニーランドが誕生した年であり、同ホテルの館内のデザインは、当時のアメリカの世界観をモチーフに表現。テーマパークの1つのエリアにいるかのように、テーマパークを出た後も余韻と非日常的な世界観に浸りながら滞在できるのが特徴。また、Goodiesには魅力的なもの、楽しませるものといった意味もあり、世界観にしっかりと没入できるよう、テーマパーク旅を便利で快適にするホテルサービスを追求する。
「2nd Room」は、チェックイン前やチェックアウト後も、宿泊者は誰でも24時間自由に使えるパブリックスペース。1955年頃のアメリカを思わせる音楽が流れ、当時流行していたミッドセンチュリーデザインのインテリアや色遣いが印象的な空間。靴を脱いで休めるスペースや、半個室として利用できるスペースなどがあり、好きなスペースを選んでくつろげる。到着後にほっと一息ついたり、家族や友人と翌日の予定を立てたりと、旅のスケジュールに合わせて思い思いの時間を過ごすことができる。
客室は全638室、23タイプ。壁紙やカーペット、ソファーなどは、1955年頃のアメリカらしく、落ち着きのある色彩を大胆に組み合わせた色遣いで、客室でもその世界観を感じながら過ごすことができる(一部客室を除く)。全室靴を脱いで過ごせ、一緒に宿泊する方や好みに合わせて客室タイプが選べる。
「ゴロゴロ寝台付き スーペリア」は、2台のベッドの奥に寝台があり、その名の通りゴロゴロ過ごしたり、ソファーとして家族や友人と語らったり、ゆったりくつろげる。就寝時にはベッドとしても利用でき、最大4名まで宿泊が可能。
夜遅い時間に到着しても出来立ての食事が楽しめるレストラン「Cafeteria」では、丼物の食事やホットデリ、コールドデリを用意しており、テーマパークから帰ってきた後の小腹を満たすのに最適。また、朝食ビュッフェを提供する「Restaurant」は朝6時から営業しており、朝早い出発でもしっかりご飯を食べてパワーチャージすることができる。他にも、2nd Roomの横には24時間営業のショップ「Food & Drink Station」もあり、手軽につまめるお菓子や、翌日のための軽食や飲み物など、いつでも好きな時に購入できる。
宿泊料金は1泊9,000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、食事なし)。