大学日本代表としても活躍した桐蔭横浜大・古謝樹投手

◆ 「いつでも初心に戻れるように」

 楽天のドラフト1位・古謝樹投手(22)が6日、仙台市内の泉犬鷲寮に入寮し、プロ野球選手としての生活をスタートさせた。

 古謝は、身長181センチ、体重75キロの大型左腕でリリースポイントが見えにくいフォームが持ち味。昨春の全日本大学野球選手権で自己最速の153キロをマークし、夏は大学日本代表として日米大学野球優勝に貢献した。

 入寮の際には、「地元を思い出して落ち着くことができ、いつでも初心に戻れるように」と大学時代に指導した横浜緑ボーイズから贈られた熊のぬいぐるみを持参。

 即戦力左腕として呼び声高いルーキーは、沖縄・金武での1軍キャンプスタートが内定している。先発陣の高齢化が不安視されているなか、荘司や早川らとともに若返りの旗印として期待がかかる。