JR九州は、2024年3月16日のダイヤ改正で、西九州新幹線の上り「かもめ14号」から接続する列車として、上り「リレーかもめ14号」を増発すると発表した。これにともない、現行の上り「みどり(リレーかもめ)14号」は「みどり16号」に変更される。

  • 現行の上り「みどり(リレーかもめ)14号」は、885系「白いみどり」を使用して運転

現行の上り「かもめ14号」は長崎駅9時14分発・武雄温泉駅9時45分着、特急列車の上り「みどり(リレーかもめ)14号」(白いみどりで運転)は佐世保駅9時5分発・武雄温泉駅9時54分発・博多駅10時51分着。ただし、現在は土日祝日や年末年始期間などに「みどり(リレーかもめ)14号」を全区間運休とし、臨時列車の上り「リレーかもめ14号」(武雄温泉駅9時49分発・博多駅10時51分着)、上り「みどり74号」(佐世保駅9時5分発・武雄温泉駅9時51分発・博多駅10時56分着、白いみどりで運転)を設定。「かもめ14号」から「リレーかもめ14号」へ対面接続を行っている。

JR九州は3月のダイヤ改正で、午前中の利用の多い時間帯に「リレーかもめ14号」を増発し、混雑緩和を図るとしている。あわせて西九州新幹線の上り「かもめ14号」も時刻を6分繰り上げ、ダイヤ改正後の時刻は長崎駅9時8分発・武雄温泉駅9時39分着に。武雄温泉駅で対面接続を行う「リレーかもめ14号」も、現行の臨時列車と比べて発車時刻が7分繰り上げられ、武雄温泉駅9時42分発・博多駅10時43分着(途中の佐賀駅、新鳥栖駅、鳥栖駅に停車)となっている。

  • 西九州新幹線の上り「かもめ14号」も時刻が繰上げに

「リレーかもめ14号」の定期列車化にともない、現行の「みどり(リレーかもめ)14号」はダイヤ改正後、単独の「みどり16号」として運転される。佐世保駅を現行通り9時5分に発車し、武雄温泉駅に9時50分着・9時53分発。博多駅の到着時刻は10時49分で、現行の列車より2分繰り上げられる。