JR東日本横浜支社は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、相模線において茅ケ崎~海老名間で運転される列車のうち上下各1本を橋本駅まで延長運転し、利便性向上を図ると発表した。一方で、夜間の上り1本を運転取りやめとする。

  • 相模線の列車で活躍するE131系500番代

相模線は2022年3月のダイヤ改正までに車両をE131系に統一。現在はワンマン運転を実施している。列車はおもに茅ケ崎~橋本間で運転されるが、途中の海老名駅で折り返す運用もあり、平日に下り3本・上り5本、土休日に下り2本・上り4本が茅ケ崎~海老名間の運転となっている。

来年3月のダイヤ改正で、夜間に運転される現行の茅ケ崎駅20時35分発(土休日20時37分発)・海老名駅21時4分着の下り列車を橋本駅まで延長運転。茅ケ崎駅20時35分発(土休日20時37分発)・橋本駅21時36分着とし、海老名~橋本間で21時台に運転される下り列車(橋本行)を3本に増やすなど、利便性が向上する。現行の海老名駅21時50分発・茅ケ崎駅22時19分着(土休日22時18分着)の上り列車はダイヤ改正に合わせ、平日・土休日ともに運転を取りやめる。

朝の時間帯には、現行の海老名駅6時22分発・茅ケ崎駅6時47分着(土休日6時46分着)の上り列車を延長し、始発駅を橋本駅に変更。ダイヤ改正後は橋本駅5時49分発・茅ケ崎駅6時45分着となる。橋本駅を5時台に発車する上り列車(茅ケ崎行)が3本に増えるなど、利便性が向上する。