2023年12月28日に発売された、『将棋世界2024年2月号』(発行=日本将棋連盟、販売=マイナビ出版)の記事内容からいくつかご紹介したいと思います。

先崎学九段、木村一基九段による2023年将棋界10大ニュース

年末に発売される2月号は、将棋ファンの年越しのお伴。巻頭企画では、先崎学九段、木村一基九段の人気棋士による、2023年将棋界10大ニュースを実施しました。八冠関連で沸いた2023年の将棋界ですが、ほかにもいろいろなニュースがありました。この企画では、数十年に渡り棋界をつぶさに見てきた二人ならではの視点で、2023年のニュースが語られています。

新連載「私の戦い方」 中村太地八段が自身の戦いを語る

2月号から、トップ棋士による「私の戦い方」という連載がスタートしました。トップバッターは中村太地八段。一強時代をどう研究し、どう戦うか、自身のこれからの戦い方や藤井八冠の強さについて存分に語ってもらいました。現状を冷静に認識しながらも、そこで戦っていくぞ、という矜持が感じられる内容です。

マンガ観戦記や順位戦予想クイズも

2月号はほかにも「将棋めし」で知られる松本渚先生による「第44回将棋日本シリーズJTプロ公式戦決勝 マンガ観戦記」、山根ことみ女流三段のインタビュー、年末恒例のA級順位戦予想クイズなど、観る将向け企画満載の一冊です。Amazonの紹介ページはこちら

『将棋世界2024年2月号』
発売日:2023年12月28日
特別定価:920円(本体価格836円+税10%)
判型:A5判244ページ
発行:日本将棋連盟