JR西日本は、スマートフォンに表示されたQRコードをかざして改札機を通る「QRチケットサービス」を2024年度下半期から順次導入すると発表した。

  • 「KANSAI MaaS」でのチケット購入・利用例

  • QRチケットサービスの提供エリア

QRチケットサービスは、事前に予約・決済したQRチケットをスマートフォンに表示し、改札機にかざすことで改札を通過できるサービス。周遊きっぷなど、これまで紙のきっぷで販売してきた企画乗車券をチケットレス化し、QRチケットとして販売するという。

QRチケットの販売は、「KANSAI MaaS」アプリと「tabiwa by WESTER」、インバウンド向けQRサービスの各種を通して行う。西は姫路駅、東は長浜駅まで244駅をサービス対象エリアとし、利用者が関西の主要な観光地を巡れるようにする。244駅のうち、自動改札機を設置している211駅で2024年4月からQRリーダーの設置を順次進める。QRリーダーのない駅については、利用者が駅掲示のQRコードを読み込むことで利用できるようにする。