女優の志田彩良が、1月スタートの連続ドラマ2本で主演を務めることが12日、明らかになった。1月5日に日本テレビ『消せない「私」―復讐の連鎖―』(毎週金曜24:30~ ※初回25:10~)、同18日に中京テレビ『こんなところで裏切り飯』(毎週木曜25:04~ ※中京ローカル)がスタート。

連続ドラマ初主演作が、同クールで放送されることになる志田は「こんな貴重な機会、これから先も経験できるかわかりません。どちらの作品も全身全霊を尽くして楽しみたいなと思います! ドラマの作風が全く異なる2作品なので、視聴者の方々にも楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。

  • 志田彩良(左から『消せない「私」―復讐の連鎖―』『こんなところで裏切り飯』)

『消せない「私」―復讐の連鎖―』は、高校時代にいじめに遭い、人生を台無しにされたヒロイン・灰原硝子(志田)が、数年の時を経て濃密な復讐を遂げるストーリー。硝子の運命に大きな影響を与える徳道仁役は、本郷奏多が務める。

■志田彩良 コメント 

生きる事に絶望してしまうほど心をズタボロにされた硝子の第2の人生を、輝かしいものにしたいです。私にとって初挑戦となる難役ですが、彼女の抱える想いや悲しみ、そして憎しみに寄り添ったキャラクターにできたらと思っています。出演者・スタッフさんの力を借りながら、様々な想いや感情と共に役を全うします!ドラマ初主演という緊張感や責任感もありますが、頂いた役を大切に演じながら、皆様と素敵な作品を作れたらと思います。

■本郷奏多 コメント 

復讐に生きると決めた硝子に対し、それが正しくないことであると認識しながらも彼女に寄り添っていく徳道。硝子の人生を変えてしまった原因が自分にもあると責任を感じているので、硝子のためにできることを、苦悩しながらも模索し続けます。復讐というテーマを、とことん慈悲なく追求した作品です。観てくださった方の心に強く響くドラマになると思いますので、是非覚悟を決めてご覧ください!

■原作・黒田しのぶ氏 コメント 

初めまして、「消せない私」を執筆しました黒田しのぶと申します。この度、「消せない私」がドラマ化が決定され、現実感が湧かず驚きと嬉しさでいっぱいです。この作品のコンセプトは「ガラスの靴を叩き割り、それを武器に襲いかかるヒロイン」です。作中、苛烈なことばかりしている登場人物たちですが、このような狂気は意外と近く、私たちの日常に潜んでいます。人よりちょっとだけ強欲だった人間たちの潰し合いを楽しんでいただけたら幸いです。この作品の成立に尽力してくださった全ての関係者、そして読者・視聴者の皆様へ心より感謝申し上げます。硝子の物語の終わりまで、どうぞよろしくお願いいたします。

■伊藤裕史プロデューサー コメント

主人公の灰原硝子という役はジェットコースターのように表情とキャラクターが変わっていきます。平凡な高校生、そこからメイクによって魅力的になったかと思うとデジタルタトゥーにより自暴自棄になり田舎に引き籠る…そして10年後に憎しみが再燃し復讐を誓うようになる。さらには復讐相手に合わせてキャラクターを演じ分けるという途方もない難役は、どんなキャラクターも演じられる、役者として抜群の信頼感があり、さらに業界人気の高い志田彩良さんが真っ先に思い浮かびオフォーしました。主人公・硝子演じる志田さんの復讐心に支配されて鬼気迫る姿をご堪能下さい!
本郷奏多さんはベテランにしか出せない深さのある表情を既に身に付けている俳優さんで、セリフを言わなくても感情を伝える事が出来る素敵な俳優だと思っています。少しミステリアスな雰囲気が漂う徳道役には本郷さんがピッタリだと思ってお願いしました。硝子を包み、そして寄り添っていこうと思うまでの切ない感情から激しい感情までの移り変わりを楽しみにして頂ければと思っています。

伊武雅刀とのW主演となる『こんなところで裏切り飯』は、豪腕社長・榊原総一朗(伊武)に、秘書・小野寺真理子(志田)が、予想を裏切り、期待を超える“裏切り飯”を紹介していくドラマ。全て実在する飲食店で撮影する。

■志田彩良 コメント

私は小さい頃から食べることが大好きで、お話を頂いた時は「美味しいものが沢山食べられる!」と楽しみでいっぱいでした。実際に撮影も、地方の様々な食を堪能でき、幸せな日々です!”裏切り飯”は深夜についお腹が空いてしまう皆さんの胃袋に語りかける「※飯テロ注意!!」なドラマになっていると思います!

■伊武雅刀 コメント

まだ、撮影の真っ只中ですが、非常に面白いドラマになっているのではないですかね。『食事』は私たちの生活で大きなウェイトを占めるし、誰もが『食』への欲望を持っていると思います。先日(蕎麦で有名な)長野県で、もの凄く美味しいうどん屋さんに出会い、まさに『裏切り飯』を体感しました。そういう誰しもの日常とリンクする作品なので楽しみにしてもらいたいですね。

(C)日テレ (C)CTV