働くに関する社会課題をビジネスで解決するキャムコムグループのインタツアーは、24卒~27卒学生を対象とした調査「就活における「タイパ」についての調査」の結果を発表した。調査は、2023年9月1日~9月10日、24卒、25卒、26卒、27卒大学生2万2,535名を対象に行った。

「タイパ」(タイムパフォーマンス)という言葉の認知度について聞いたところ、「タイパ」という言葉を知っていると答えた学生は64.3%で、過半数以上の認知度があった。

また、日常生活で「タイパ」を重視しているかどうか聞いたところ、「重視している」学生は53.0%で、こちらも半数以上がタイパを意識して生活していることがわかった。

就活において「タイパ」を意識する瞬間について尋ねたところ、最も多かった回答は「企業の情報収集をするとき」41.8%だった。集めるべき情報が多い企業個別の情報収集が、もっとも効率を意識されていた。

次いで多い回答は「エントリーシートを書くとき」30.1%。このエントリーシートの作成も企業単位で必要となるため、効率的に進めることが意識されている。

一方で最も回答が少なかった選択肢は「面接を受ける準備をするとき」16.3%。面接対策では「タイパ」よりも入念な準備の方が意識される傾向が高いようだ。

就活で情報収集にどのような方法(メディア)を使うことが「タイパ」がいいと感じるか聞いたところ、最も回答が多かった選択肢は「各企業のサイト」47.9%。次いで「ナビサイト」42.4%、「SNS」41.9%と続いた。