「N-BOX」PR事務局は11月30日、全国47都道府県の軽自動車ユーザーを対象に実施した調査結果をもとにした「軽自動車白書2023」を発表した。調査は9月25日〜10月3日、月1回以上の頻度で軽自動車を運転する18歳〜69歳の男女5,640人を対象に行われた。

  • 軽自動車ユーザーの購入満足度

まず、軽自動車を選んだ際の気持ちを聞いたところ、約7割が「普通車と軽自動車を比較して、軽自動車に乗りたいと思った」(68.6%)と回答した。「本当は普通車に乗りたいが、仕方なく軽自動車に乗っている」の回答は21.4%で2割程度にとどまった。

  • 軽自動車を選んだときの気持ち

軽自動車購入後の満足度を尋ねると、83.6%が「購入したことに満足」、86.2%が「クルマのある生活全般に満足」と答えた。さらに、95.6%が「生活の役に立っている」と回答している。

  • 軽自動車のある生活への満足度

また、74.7%が「軽自動車が好き」、76.7%が「軽自動車を買うことは賢い選択だと思う」と回答しているほか、「軽自動車は生活に"ちょうどいい"と思う」の回答は91.4%にのぼった。

  • 軽自動車に対する気持ち

現在使用している軽自動車に対する満足度を尋ねたところ、9割以上となったのは「運転のしやすさ」(93.8%)や「視界の良さ」(91.2%)、「乗り降りのしやすさ」(91.0%)であった。また、「外観のスタイル・デザイン」(89.1%)や「車内空間の快適性」(88.0%)、「乗り心地」(87.8%)、「内装・インテリア」(87.0%)、「走行性能」(86.4%)、「室内の広さ」(86.1%)なども9割近くとなっている。

  • 現在使用しているクルマに対する満足度

購入に際し不安を感じたことも尋ねてみると、「走行性能」(19.5%)や「乗り心地」(15.5%)、「安全装備の不足」(13.5%)などが挙がり、55.3%と半数以上が何らかの不安を感じた事も分かった。しかし、購入後にその不安が的中したかについては、46.1%が「的中しなかった」と答えている。

運転中のヒヤリハットを経験した人は77.8%、交通事故を経験した人は44.2%となった。経験したヒヤリハットの内容については、「追突しそうになった」(44.9%)や「前の車が進んだことに気が付かず後ろに迷惑をかけた」(28.2%)、「駐車時の後方確認が不足していた」(23.4%)などが上位となった。

  • 運転中のヒヤリハットで経験した内容