アイペット損害保険は11月30日、ペットを理由とした休暇の取得状況に関する調査結果を発表した。調査期間は9月5日~8日、調査対象は犬・猫を亡くした経験があり、現在はペットと一緒に暮らしていない個人、有効回答は1,000人。

  • ペットを亡くした際、少しでも仕事を休みましたか?

まず、ペットを亡くした際の休暇取得状況を尋ねると、「休まなかった」が62.8%を占め、「休んだ」は11.6%にとどまった。

続いて、仕事を「休んだ」と答えた人に休みを取る際に理由を伝えたか聞くと、約半数の50.9%が「伝えなかった」と回答。理由としては、「共感してもらえないと思ったため」が50.8%と最も多く、同調査では「ペットとの別れにより辛い思いを抱えていても、それを正直に伝えられずにいる人が多いようだ」と推察している。

  • なぜ、「ペットが亡くなったため」だと伝えませんでしたか?

ペットが亡くなった後に休んだ日数については、「1~2日」が圧倒的に多く73.3%。次いで「3~5日」が13.8%となったほか、「6日以上」という人も12.9%いた。

  • ペットが亡くなった後、何日ほど仕事または家事を休みましたか?

最後に、どんなときに、自分にとってペットの存在が大きいと感じたか質問したところ、1位は「一緒に過ごしているとき」(69.3%)で、「ペット飼育者にとって、ペットと一緒に過ごす時間がなによりも大切なものであるということが感じ取れる」結果に。以下、2位「帰宅時など、大喜びで迎えてくれたとき」(52.5%)、3位「落ち込んでいるときなど、寄り添ってくれたとき」(35.7%)と続いた。

  • どんなときに、自分にとってペットの存在が大きいものだと実感しましたか?