WHITEは11月22日、「大学生のITリテラシー実態調査」の結果を発表した。調査は10月27日〜11月1日、全国の大学生519名を対象にインターネットで行われた。

  • PCの保有状況

    PCの保有状況

PCの保有状況について尋ねたところ、「自分専用のノートPCを持っている」(83.0%)が最も多く、次いで「自分専用のデスクトップPCを持っている」が12.7%となり、ほとんどの大学生が自分専用PCを持っていることが明らかに。保有しているPCのOSについては、「Windows」が80.1%、「Mac」は24.0%と4人に1人という結果に。

また、パソコン操作の基本スキルであるタッチタイピングに関する習熟度を尋ねたところ、「できる」(17.7%)、「まあまあできる」(36.2%)となり、半数近くがある程度習熟しているよう。その一方で「全くできない」(12.7%)と回答する人も1割程度存在するなど、スマホネイティブ世代であることを表す状況も見受けられた。さらに、マウスについての使用度合いについても尋ねたところ、「使っている(よく+たまに)」人は約6割にとどまった。

  • パソコンスキルについて

    パソコンスキルについて

次に、社会人になってから最も使うことになるであろうWord、Excel、Powerpointといったパソコンスキルの習熟度について尋ねたところ、約6割が「できる(まあまあを含む)」と回答。一方で、自信のない大学生も4割近くいることがわかった。

また、コロナ禍で普及した“Web会議システム”については、7割近くが「できる」と回答。一方、一方、SlackやTeamsといったビジネスシーンには浸透している“チャットツール”の習熟度は4割程度にとどまり、大学と会社が必ずしも同じようなコミュニケーション環境ではないと言える結果となった。

  • ショートカットキーについて

    ショートカットキーについて

次に、パソコン上のフォルダーやその階層構造についてどこまで理解しているか尋ねたところ、「よく理解している」(13.5%)、「まあまあ理解している」(38.7%)と約半数が理解していると回答する一方、「理解してない」(34.9%)人も多く存在する結果に。

また、主要なショートカットキーを提示した上で知っていたものを選んでもらったところ、「Ctrl+C→選択した項目をコピー」(62.6%)、「Ctrl+V→選択した項目を貼り付け」(59.2%)といった“コピペ”が2大人気となったが、それぞれ4割が知らないという事実も明らかとなった。