NTTドコモは11月21日、「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」の結果を発表した。調査は2023年10月13日~17日、全国の15~79 歳の男女7,000人(うちゴールドカード保有者1,613人)を対象にインターネット(標本調査)で行われた。
「ゴールドカード」保有者の年収は?
個人年収を聞いた質問では、1位が「200万円未満(39.6%)」、次いで「200万円~400万円未満(23.2%)」、「400万円~600万円未満(17.2%)」に。さらにゴールドカード保有者で個人年収が「400万円未満」の人のなかには、専業主婦(主夫)や学生なども多く含まれており、誰でもゴールドカードを持つ時代になったと言える。一方、世帯年収では「200万~600万円未満」が42.4%を占め、メインボリュームとなっている。
「ゴールドカード」利用する理由
最も利用しているクレジットカードの利用理由を聞いたところ、1位は「ポイントやマイルの還元率が高いから(48.6%)」、2位は「ポイントやマイルの使い道が多く魅力的だから(42.3%)」という結果に。クレジットカード全般で「ポイントや特典」を重視する傾向が顕著となった。
初めてゴールドカードを持ったきっかけは、1位が「ポイントやマイルが貯まりやすいから(20.6%)」、次いで「年会費に見合う特典が魅力的だったから(17.3%)」となり、「ステイタス感が魅力的だったから(4.2%)」を大きく引き離す結果となった。
ポイントやマイルをどの程度積極的にためているかという質問では、ゴールドカード保有者の83.1%(「積極的に貯めている」「やや積極的に貯めている」の回答数の合算)が、ポイントを積極的にためているという結果に。
また、ポイントやマイルに関する意識では、78.8%が「ポイントやマイルを貯める行為(ポイ活)を楽しんでいる」、78.2%が「ポイントやマイルを貯める行為は、家計の節約術のひとつである」と回答。ポイントをためる行為は「節約」であると同時に「楽しみ」にもなっていることがうかがえる。
保有している「ゴールドカード」はなに?
保有しているゴールドカードについて聞いたところ、「dカード GOLD(25.6%)」が1位に。ゴールドカード保有者の4人に1人がdカードGOLDを保有している結果に。
dカードGOLDが自身や家族にとってどういったものか聞いた質問に対しては、1位が「ポイントや特典が多く得られるおトクなもの(53.8%)」、次いで「スマホでの決済やタッチ決済ができる便利なもの(16.0%)」、「持っていることで安心感が得られるもの(13.6%)」と、おトクなカードとして捉えていることがわかった。