――今後はどうなっていきたいと思い描いていますか?
タバやん。:劇場で育てられたので劇場はもちろんいっぱい出たいですし、テレビのお仕事もやりたいなと。旅行番組もやってみたいですし、CMに出たいという思いもありますし、やれることは全部やりたいです。
益田:今は『M-1』に参加しているので、まずはそれを頑張って、『M-1』でも決勝のファイナルステージに行きたいです。そして、年末年始はイベントやテレビなどで去年とは違った過ごし方になると思うので、めっちゃ楽しみです。年末年始にどれだけできるのか。お笑い特番などでいっぱい活躍したいです。
――『キングオブコント』は来年も優勝を狙って出場されますか?
タバやん。:今後もチャレンジしていくつもりです。
益田:優勝したいですね。
■タバやん。の“好き”アピールに益田「ちょっと重い(笑)」
――せっかくの機会なので、お互いへの思いもお聞かせください。
タバやん。:僕はずっと益田のことが好きで、「益田」「まっさん」って常に呼ぶくらい好きなんです。常に益田好きアピールをしていますが、益田はちょっと冷たくて、僕のことを好きなのか聞きたいです。
益田:好きだけど思いがちょっと重いかなと(笑)。恋愛だと追いかけたいタイプなので、ガッと来られると……というのはありますが、ありがたいです。
――タバやん。さんは、益田さんのどんなところが好きですか?
タバやん。:ノリが楽しくて本当に面白いんです。コンビ組んだらビジネスパートナーになると言いますが、僕はずっと、中学の頃から一緒に遊んでいた友達だと思っています。でも、益田は好きと全然言ってくれなくて。
益田:15年一緒にバイトもしていましたし、今も2人で飯に行きますし。
タバやん。:でも飯も僕が誘うほうが多くて、しかもけっこう断られるんです。僕は益田に誘われたら基本断らないと決めているのに。
――なんだからラブラブなカップルにインタビューしている気分に。益田さんも、タバやん。さんの好きなところを教えてください。
益田:僕のことを好きでいてくれるところじゃないですか(笑)
タバやん。:じゃあ好きでいいってことじゃん(笑)
――相方さんとしてはいかがですか?
益田:キモさが芸風というように最近なってきていますが、キモさにあざとさがない。わざとキモくしているなというのが一切なく、内面から出ていて、しかもそれをやり切れるカッコよさは相方として頼もしいなと思います。
■「おじいちゃんになってもずっとやっていたい」
――相思相愛な感じが伝わってきましたが、ずっとこの関係でお笑いをやっていきたいと考えていますか?
タバやん。:僕はおじいちゃんになってもずっとやっていたいという思いですが、益田はちょっとずつ離れようとしている気がして、そこは心配です。
益田:ずっとやっていきたいと思っていますが、僕ら2人とも太っているので、長く続けるためにお互い健康でいようねというのはあります。
――痩せたらネタのキモさが減るという可能性は…?
益田:痩せても大丈夫です!
タバやん。:痩せても変わらずキモい!?
益田:任せてください!
タバやん。(1985年7月15日生まれ、東京都出身)と益田康平(1985年8月19日生まれ、東京都出身)によるお笑いコンビ。中学の同級生で2人ともサッカー部に所属。2008年、タバやん。が益田を誘う形で2人そろってNSC東京校(14期)に入学し、2009年にコンビを結成。コンビ名の由来は、2人とも好きだという歌手の影山ヒロノブに由来。結成15年目にして『キングオブコント2023』で決勝に初進出し、準優勝を果たした。