映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)の埼玉県庁 オープンデーイベントが14日に埼玉県庁で行われ、GACKT、二階堂ふみ、埼玉県知事 大野元裕氏が登場した。

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    左から大野元裕知事、GACKT

同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)の活躍を描く。

■映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』に大野元裕知事がコメント

イベントには約1,000名の埼玉県民が参加。「広く県民に笑顔と感動をもたらせた感謝の意」として、埼玉県庁が新たに創設した「彩の国M.A.P(Most Attractive Player)」に、映画『翔んで埼玉』が表彰第1号として選ばれ、2人に表彰状とクリスタルトロフィーが贈られた。大野知事は深い感謝とともに「今日は埼玉県をディスらないように」と念押しし、会場を笑わせる。GACKTは「そうですね……。まあ、どんな内容であれ賞状というのは嬉しいものです。ありがとうございます」、二階堂も「『翔んで埼玉』が、埼玉県民のおかげで多くの方に楽しんでいただけるエンターテインメントになったんだなと思います」と喜びのコメントを残した。

本作を鑑賞した大野県知事は「中身はどうあれ、埼玉県をとりあげていただけるのはありがたい」と、授賞式でのGACKTの発言をなぞりながら笑いを誘い、「“埼玉県の映画”として、公式に認めます!!」と宣言。しかし、「ただし!『翔んで埼玉』よりも、もっと埼玉県をPRして頂ける映画が出るまでとさせていただきます」と“期間限定”の公認を付け加える。

最後に大野知事は「『翔んで埼玉』パート2を作ると聞いた時、県知事として大変複雑でありました。しかしながら、かくなる上はとことん利用させていただいて、埼玉県をPRしたい一心なので、公開もされていないのに感謝状を持たせていただきました」と「お礼は劇場で(映画を)観ていこうではありませんか」と語りかけた。

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