京王電鉄は13日、土休日に新宿~高尾山口間で運転している座席指定列車「Mt.TAKAO号」のうち、上り「Mt.TAKAO 8号」の冬季運休について発表した。利用状況を踏まえて運転を取りやめ、2024年3月2日から運転再開すると説明している。

  • 座席指定列車「Mt.TAKAO号」は5000系を使用し、土休日に新宿~高尾山口間で運転

「Mt.TAKAO号」は「京王ライナー」と同じく京王電鉄の5000系を使用して運転され、土休日の午前に下り3本、午後に上り4本を設定。乗車券の他に座席指定券(1席410円)が必要な座席指定列車として運転される。ドア間の座席をクロスシートに転換し、コンセントやドリンクホルダーを設置したほか、フリーWi-Fiサービスも提供している。

上り「Mt.TAKAO 8号」は高尾山口駅17時15分発・新宿駅18時9分着で運転。途中の高尾駅、めじろ台駅、北野駅、高幡不動駅、聖蹟桜ヶ丘駅、分倍河原駅、府中駅、明大前駅に停車する。11月まで土休日に通常通り運転される予定だが、12月2日から冬季運休に。2024年2月25日までの土休日(全32日間)をすべて運転取りやめとし、3月2日からの運転再開を予定している。

なお、京王電鉄が12月17日までの期間限定で土休日に販売している「こどもといっしょ割 座席指定券」に関して、「Mt.TAKAO 8号」のみ「こどもといっしょ割 座席指定券」(12月2・3・9・10・16・17日)の販売を中止するとのこと。