元プロ野球選手の松田宣浩氏、五十嵐亮太氏、お笑い芸人の原口あきまさが8日、都内で行われた「『ありがとう! 松田宣浩』3時間スペシャル」(11月26日18:00〜、スポーツライブ＋・スカパー!)収録後に取材に応じ、番組の見どころを語った。
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原口あきまさ、松田宣浩氏、五十嵐亮太氏
今シーズン限りで現役を引退した、“熱男”こと松田宣浩氏。自身の引退会見で、18年間の現役生活の中で最も印象に残った試合として挙げたのは、2014年シーズン最終戦のソフトバンク×オリックス(2014年10月2日開催)だった。番組では、劇的なサヨナラヒットでチームを優勝に導いたあの熱い試合を、当時のチームメイトである五十嵐亮太氏、そしてホークス大ファンの原口あきまさと共に貴重な映像を見ながら振り返る。さらに、18年間にわたる現役生活を終えた松田氏の熱きプロ野球人生についてもトークを繰り広げる。
収録後に行われた取材会で、松田氏は「18年間、野球一筋でやってきて、お腹いっぱい野球をさせていただいた。もう次のステージに出発してると思っているので、まずは周りから野球を勉強する、見守るという形でスタートしますので、これからが大事」と気持ちを新たに。「現役時の18年間と同じように経験や挑戦する気持ちが大事だと思うので、まずは何事にもチャレンジする気持ちを忘れずにやっていきたい」と意気込んだ。
松田氏は自身の冠番組『松田宣浩の熱男ゴルフ』(12月31日21:00〜、スポーツライブ＋・スカパー!)の放送も決まっているということで、司会者が「野球以外で、しかもテレビの番組を背負っていくということで、貴さんどうですか?」とパスすると、原口は石橋貴明のものまねで「だから結局、まずは『(リアル)野球BAN』に出てほしい」と反応。五十嵐氏が「今回は選手側じゃなくなるってことよ。貴さんチームで行くってこと」と乗っかり、松田氏も「晃、連れていきますね」と石橋にとって帝京高校の後輩にあたる中村晃の名前を出すと、原口は「真面目ですから、晃は! “だましぃ”がね」とものまねをヒートアップさせた。
しかし、取材会の様子は記者たちが音声を録音しているのみで、映像を撮るカメラはなし。五十嵐氏が「映像に残らないのに!」とツッコミを入れると、「五十嵐さん、それは僕のセリフですよ」とこぼし、笑いを誘う原口。すぐさま「全然、大丈夫ですよ」とフォローするだけでなく、その後も「(自分は)いろんな人になれるし、いろんなMCで絡めるので、練習もできる」と自ら切り出し、明石家さんま、加藤浩次、東野幸治というレパートリーを惜しみなく披露する“神対応”で会場を沸かした。
最後に、番組の見どころを改めて聞かれ、松田氏は「2014年の『10.2』は自分史上3本の指に入るゲーム。大隣(憲司)、森(唯斗)、五十嵐さん、サファテが投げて、3時間に2014年シーズンの全部が詰まってたので、そこを見てほしい」、五十嵐氏は「シートノックの時点で拍手なんて通常はない。同じシーズンなんだけど、それまで(の試合)とは違った緊張感が映像からも伝わるので、改めて観ると本当に面白いと思います」、原口は「ホークスと一緒に育った鷹党の皆さんはぜひまた、“これをきっかけに強くなった”というホークスの試合を一緒に思い出していただきたいですね」とそれぞれアピールした。
