フリーウェイジャパンは、「2023年度冬のボーナス実態調査」の結果を11月1日に発表した。同調査は、2023年10月10日~10月17日の期間、小企業・零細企業の従業員130人、代表取締役166人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 昨年の冬ボーナスと比べて増減はありましたか?

代表取締役に冬のボーナスの支給予定について聞いたところ、「支給予定あり/支給済み」が最多の42.0%で、2022年度に実施した冬のボーナス調査の結果と比較して15.7ポイントの増加となった。「支給予定なし」については27.6%という結果に。

「支給あり」の回答者に昨年度と比較した支給額の増減について聞いたところ、「全体的に増加した・増加する」が42.6%という結果になり、昨年から12.4ポイントの減少となった。最多回答は「変わらない」で44.6%、「全体的に減少した・減少する」は12.8%。

  • ボーナスの支給額はいくらですか?

ボーナスが支給された、または支給予定で金額を把握している従業員にボーナスの支給額を聞いたところ、「20万円~30万円未満」が最多の25.7%、次点で「10万円~20万円未満」が22.9%という結果に。支給額のボリュームゾーンとしては「10万円~30万円」で、回答者の平均額は47.9万円であった。

  • 今後、経営を進めていく中でマイナス要素になりうると考えたトピックを教えてください

代表取締役と個人事業主を対象に今後、経営を進めていく中でマイナス要素になりうると考えるトピックについて質問。最多は10月から開始となった「インボイス制度」で44.6%という結果に。以降「人手不足」が42.2%、「電気・ガス料金の値上げ」が38.6%と続いたほか、「円安」や「物流2024年問題」といった回答もあった。