SMBC日本シリーズ2023第7戦
● オリックス 1 - 7 阪神 ○
<11月5日・京セラD大阪>
日本シリーズ第7戦は阪神が勝利し、1985年以来、2度目の日本一を達成。オリックスは3勝4敗で敗れ2年連続の日本一とはならなかった。
第2戦で勝利投手になっている先発の宮城は、この日も3回まで無失点の好スタート。しかし0-0のまま迎えた4回、一死から3番・森下に左前打を許すと、続く大山には死球を与え一、二塁のピンチを招いた。5番・ノイジーには追い込んだあとのチェンジアップを左翼席へ運ばれ先制の3ラン被弾。一気の3失点に宮城はその場にしゃがみ込んだでしまった。
続く5回は二死一、三塁のピンチを招き降板。右打者が続くところで2番手・比嘉がマウンドに上がったが、森下、大山、ノイジーに3連続適時打を浴び0-6となった。
反撃したい打線は、阪神先発・青柳の緩急に翻弄され5回途中まで無得点。7点を追う9回に5番・頓宮が意地の特大ソロを放ったが、得点はこの1点に終わった。
オリックスは2021年からパ・リーグ3連覇を達成し、昨季は日本シリーズでヤクルトを4勝2敗1分けで下し日本一を達成。今季はセ・リーグ王者・阪神との59年ぶりの関西シリーズが実現したが、惜しくも3勝4敗で日本シリーズ連覇を逃した。