LINEリサーチは10月25日、「高校生の部活」に関する調査の結果を発表した。同調査は、2023年9月15日〜20日の間、日本全国の高校1年生から3年生の男女LINEユーザー1048人を対象に、インターネットで実施したもの。
はじめに、学校で部活(クラブ活動)に入っているかを聞いたところ、男女共に「部活に入っていない(帰宅部)」が最も多く、全体の約2割を占める結果に。入っている部活では、上位の割合に大きな差はなく、横並びとなった。
男女別にみると、女子高生は、「吹奏楽」(7.7%)や「美術・イラスト」(5.8%)が多く、上位5位のうち、4項目に文科系がランクインした。一方、男子高生は、「テニス(軟式・硬式)」(7.4%)、「バスケットボール」(6.0%)など体育系の部活が人気であることがうかがえた。
次に、部活に入っている高校生に、部活をやっていてよかったことを尋ねると、「仲間や友だちができた・増えた」(69.2%)、「思い出ができた」(63.2%)と回答。
部活にまつわる印象的なできごとやエピソードを聞いたところ、「野球応援は青春って感じでめっちゃ楽しい」「試合で自分が点を決めて勝利できた。仲間から祝福の言葉をかけてもらえて嬉しかった」など様々なエピソードが集まった。
あこがれの部活について調べると、女子高生は、「ダンス」(25.5%)、「軽音楽」(25.3%)と今、入っている部活とは異なる顔ぶれが多く上位に入った。男子高生は、「バスケットボール」(20.4%)が1位にランクイン。「サッカー」(17.5%)や「野球(軟式・硬式)」(15.2%)は、女子高生と比べて割合が高くなっていた。
また、学校の部活とは別で習い事をしているか尋ねると、「習い事はしていない」と全体の6割超が回答した。一方、習い事をしていると答えた人に、どのような習い事をしているか聞いたところ、「学習塾・家庭教師」(19.2%)が最も多い結果に。次いで、2位「楽器系」、3位「英会話」、4位「書道(習字)」が続いた。