俳優の一ノ瀬颯が、フジテレビ系ドラマ『いちばんすきな花』(毎週木曜22:00~)に、19日放送の第2話から出演する。

一ノ瀬颯

多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜の“クアトロ主演”となる同ドラマは、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す物語。一ノ瀬が演じるのは、椿(松下)の弟・楓だ。

実家を出て暮らしている兄とは打って変わって、実家暮らしを続けながら、親が営んでいる花屋「フラワーショップはるき」の手伝いをしている。周囲から“いい人”だと言われている兄の姿を見て、実際は会社でもプライベートでも“都合の良い人”に思われているのではと少し心配している。そんなこともあり、婚約者と別れた兄の様子がいつも気がかりなようで…。

第2話では、オープニング映像を放送。初回放送前に話題となったポスター撮影の際に撮られた4人の主人公の写真を使用した、新たな取り組みとも言える映像となっている。ポスター撮影も担当し、ドラマ本編の撮影を担当している市橋織江氏がシャッターを切った色彩豊かな花の数々の写真も登場。繊細で、淡く優しい世界観の描写が得意な市橋氏が撮った写真をストップモーション動画にすることで、1枚1枚の写真の間に見る者の感情が投影され、触れた人の心の中にそれぞれの物語が紡ぎ上げられる映像に仕上がっている。

コメントは、以下の通り。

■一ノ瀬颯 コメント

「本作を見ている誰もが、4人のうちの誰かに共感できるような身近なストーリーだと感じました。その世界に、椿の弟・楓として関われることがとても楽しみです!椿を、幼い頃から一番近くで、かつ客観的に見てきた楓は、どこか楽観的に見えつつも、芯をつくような言葉を発することがあります。そんな楓にも共感しながらご覧いただけたら幸いです!」

■プロデュース 村瀬健氏(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

「おかげさまで初回放送が大反響を頂いており、心から感謝いたします。たくさんの方が“刺さった”、“共感した”と言ってドラマの中で描かれた感情や台詞(せりふ)を取り上げてくださっています。中には、ご自身の苦い思い出を語ってくださる方もいて、SNS上は、さながら4人が初めて集まった1話のリビングルームのようになっています。見た人が語りたくなるようなドラマにしたいと思ってこのドラマを企画した僕にとって、うれしい限りです。本当にありがとうございます。中でも、1話の感想で多いのが、“椿さんかわいそう、椿さんに幸せになってほしい”というものです。椿は今、日本で最も幸せを願われている男性の1人なのではないでしょうか。ドラマの中で椿に幸せになってほしいと一番思っているのが、楓です。誰よりも優しい兄・椿のことが大好きで、でも、誰よりも不器用な兄のことを誰よりも心配している弟、楓。その意味において、楓の目線は視聴者の皆さんの目線と一緒かもしれません。その楓役を、一ノ瀬颯さんに演じていただけることになりました。まさにこの役にぴったりの方だと思っています。一ノ瀬さんの魅力は、柔らかさ、だと思います。目鼻立ちのはっきりしたバキバキのイケメンにもかかわらず、強さや鋭さを感じさせるのではなく、むしろ柔和でマイルドな雰囲気を感じさせてくれる、良い意味で珍しいタイプ。そして、これも良い意味で、なのに何故か何を考えているのかちょっとわからないような雰囲気も感じさせてくれる役者さんだと思っていました。生まれた時からずっと、誰よりも優しい男・椿と一緒に過ごしてきた彼もまた、誰よりも優しい男です。でも、そんな椿が損ばかりしてきたのを誰よりも身近で見てきたせいで、彼には、兄とは違う部分もあります。“花は好きだけど、花屋は嫌い”という兄の気持ちを知った上で、家業の花屋を手伝い続けている楓の本音がどこにあるのか?優しそうだけど、ちょっと何を考えているのかわからない雰囲気を持っている一ノ瀬さんが、きっと興味深く、面白く演じてくださることと思います。今後の展開と共に、ご期待ください」

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