お笑いコンビ・アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)がMCを務める、カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『ひらけ! パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(毎週火曜21:00~、17日は21:15~変更の可能性あり)がきょう17日に放送される。

  • アンタッチャブル=カンテレ提供

■世界一バブリーな国・ブルネイにロケへ

アンタッチャブルの2人が降り立ったのは、日本から飛行機で約6時間、東南アジアのブルネイ。小国ながら石油などの資源が豊富で、税金ゼロ、学費ゼロ、医療費ほぼタダという世界一バブリーな国だ。そんなユートピア、ブルネイについてネット上には信じられないうわさが。それを聞いたスタジオゲストの本田仁美(AKB48)は、「コレ普通に聞いてたら詐欺かと思いますよね」と首をかしげる。

さらに「世界に2つしかない7つ星ホテルがある」と聞き、2人は「ザ・エンパイア・ブルネイ」へ。圧倒されつつ建物の中へ入ると、床や壁の素材は全部大理石。模様は24金の金粉であしらわれていて、柴田は「古代遺跡だって!」と驚きの声を上げる。しかも、そこが2人の宿泊先だと告げられた山崎は急に「最終回だ……もしかしたら」と神妙な面持ちになる。客室ももちろん超ゴージャスなのだが、驚くべきはその料金。もう一つの7つ星とされるドバイのホテルが1泊20万円前後からなのに対し、2人が泊まるスタンダードタイプは1部屋なんと4万円。4人家族なら1人1万円と最高級ホテルとしては破格だ。広さはディズニーランド約4個分、6棟に計522部屋があり、映画館や温水プールをはじめ、プロの国際試合が開かれる超本格的なゴルフ場まで敷地内に存在する。なぜこれほどまでに贅を尽くしているのか。その驚きの成り立ちや、7つ星の評価を巡る意外な真実を突き止める。

■国が新築一戸建てを国民に提供!?

次なるうわさは、「国が新築一戸建てを国民に提供しているらしい」という夢のような話。ブルネイの街を見渡すと同じタイプの家がたくさんある。アンタッチャブルの2人は、そのうちの1軒へ。2階建てでガレージ付きのすてきな家だが、家主は「王様から安く提供された家だよ」と言い、うわさが真実だとあっさり判明。物価が日本とほぼ同じブルネイで一軒家が約450万円。分割払いで月々1万7千円ずつ返しているという。ブルネイでは、政府が国民1世帯あたり1軒の家を持たせるという政策を掲げていて、申請が通れば格安で手にする事ができるのだ。さらに家主の妻が「60歳を過ぎると国から毎月2万5千円もらえるの」と続ける。特に掛け金などを納める必要もないそうで、「それ年金じゃなくてお小遣いですよ。ジャパンでそれをやったら終わりです」と山崎はあぜん。さらに1カ月の光熱費は2500円、ガソリンはハイオク1リットル53円と激安で、国民の暮らしやすさがうかがえる。他にも「王様がポケットマネーで建てたという超リッチな建物だらけ1788の部屋、257の浴室がある世界最大級の住居があるらしい」といううわさを調査。すると、これらの超バブリーなうわさの数々には、国の決まり事全てを担う29代目国王・ボルキア王が深く関わっていることが判明。2人は王様に直接お会いしてうわさの真偽を確認すべく、王様も見ているという現地の超人気番組に出演し、顔を覚えてもらうためアピールする。「もう我々王様と会うまで帰りませんから」と鼻の荒い山崎。さすがに柴田も「無理だって!」とツッコむが、アンタッチャブルがとんでもない奇跡を起こす。

本田も「ブルネイの様子には、すごく夢を見させていただきました。すごく幸せになりましたし、自分自身の夢も広がって行ってみたいなって思ったりもしました。人の良さも感じましたね」と語ったブルネイロケに注目だ。