女優の小池栄子が15日、神奈川県内のスタジオで行われた日本テレビ系ドラマ『コタツがない家』(18日スタート、毎週水曜22:00~)に出席し、ベテラン俳優たちからの称賛を喜んだ。
小池演じる、カリスマウエディングプランナーにして会社社長の万里江が、廃業寸前の売れない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆)と、アイドルを夢見るもオーディションで脱落し、進路に迷う息子・順基(作間龍斗)、さらに熟年離婚で1人になった父親・達男(小林薫)も引き取り、3人のダメ男を養うハメになる同ドラマ。
小池が、会見の会場である深堀家のリビングのセットに登場するなり、「どうも~~!! おはようございますみなさ~ん。我が家へようこそ~」とバラエティのテンションを見せると、続く吉岡も「どうも~~!!」、作間も「おはようございま~す!!」、そしてベテランの小林まで「おはようございま~す!!」とノリノリで、キャスト陣のチームワークの良さを一瞬にして証明した。
座長・小池の印象を他のキャストに聞くと、吉岡は「本当に素晴らしいというか、完璧だと思います。“気骨”、“女武将”っていう感じです。それぞれの相手とのお芝居のときの顔が全部違うから、すごいなあと思って。その順応性とスタッフの人たちに対する気配りとか、本当に素晴らしなといっつも感心しています。だから本当に任せっぱなしで、(役の)悠作のまんまで僕はいられます」と大絶賛。すると小池は「大好きです。褒めてくれる人は大好きです」と喜びを表現する。
さらに小林も「作家さんや監督さんにすごく好かれてるじゃないですか。“ここにいてほしい”と思われる役者冥利に尽きるようなところに小池さんがいるんだなと思って。本人はそんなふうに思ってないかもしれないけど、周りから愛されてる女優さんだなあってつくづく現場で思いますよ。気遣いなんかすごいですよね」と評すると、やはり小池は「好きです! うれしい…」と感激した。
そんな流れに、「そろそろ小池さんの直してほしいところとかないですかね?」と抗うのは、キャストの1人であり、この会見の司会を担当したマシンガンズの西堀亮。小池は「ちょっとお口のほうが悪いのでそれは直さないとと思ってます。冗談と思っていたところが、人を傷つけてしまう恐れがあるので、そこは気をつけないとと思ってます」と反省していた。
今作では、小池が脚本の金子茂樹氏に家での夫の愚痴を言ったことがそのまま台本に反映されているのだそう。具体的に「言ったのにやってくれないんです。男性って何で『分かった』って返事してくれたのに、やってくれないの? 忘れてるの?っていうのが1話にも出てきます」と小池が明かすと、小林は「ちゃんと聞いてないんだよ」と開き直る一方、吉岡は「僕は80過ぎの母と暮らしているので、母に『これ忘れてない?』とか聞くほうです」と逆の立場であることを主張した。