丸亀製麺から10月17日より「丸亀シェイクうどん」の新作「こくうま玉子のカルボナーラうどん」と「青じそ香る たらポテぶっかけうどん」の2種類が発売されます。まるでパスタのようなネーミングですが、冷たいうどんとの相性が気になるところ。秋の新作の特徴や味わいを紹介します。

発売から約5カ月で累計450万食を販売した「丸亀シェイクうどん」

  • 新フレーバーの「こくうま玉子のカルボナーラうどん」と「青じそ香る たらポテぶっかけうどん」

今年の5月に登場し、テイクアウトのうどんの概念を変えた「丸亀シェイクうどん」。発売から10月10日までの間に累計450万食を販売するなど、丸亀製麺の新たな人気商品となりました。すでに10種類以上の味わいを展開し続けている「丸亀シェイクうどん」から新たに2種類の味わいが登場します。

こくうま玉子のカルボナーラうどん

  • こくうま玉子のカルボナーラうどん(590円)

冷たいカルボナーラをうどんで? と思ったのは、きっと筆者だけではないはず。「こくうま玉子のカルボナーラうどん」は、冷たいうどんでコクのある濃厚なカルボナーラを味わえるのが特徴なのだそうです。

カルボナーラベースにだしの旨みを加え、和風仕立てにしたカルボナーラだしに、ニンニクが香るベーコンを合わせ、3種類のチーズソースをブレンドした玉子サラダ、角切りのベーコン、パルメザン、ブラックペッパーがトッピングされています。

早速シェイクしてフタを開けてみると、想像以上にこっくりとした仕上がりに。だしや具材はしっかりと麺に絡んでいました。

ひと口食べてみるとチーズの味と香りがガツンと突き抜けます。カルボナーラってこんなに濃い? と思ってしまうほど、想像を超える濃厚さでした。ブラックペッパーや炒めたベーコンと揚げたベーコンの2種類も味と食感のアクセントとなり、濃厚なのに飽きずにペロリと食べきってしまいました。食欲の秋に何度も食べたくなるような病みつきになる味わいです。

青じそ香る たらポテぶっかけうどん

  • 青じそ香る たらポテぶっかけうどん(540円)

こっくりな「こくうま玉子のカルボナーラうどん」に対して、さっぱりとした印象の「青じそ香る たらポテぶっかけうどん」は、たくさんの具材がトッピングされていました。明太子の旨みを加えバターソースを絡めたたらこと、ごろっとしたポテト、青ねぎや刻みのりがこんもりとのっています。特製の青じそぶっかけだしを合わせることで、爽やかな風味を堪能できるのだそう。

実際に食べてみると、刻んだ大葉をトッピングしたたらこパスタのよう。青じその爽やかさが口いっぱいに広がりたらこに和えたバターソースの香りとコク深さを感じます。旨みたっぷりのたらこのプチプチとした食感も楽しく、刻みのりの風味がちょうど良いアクセントになります。ポテトは、たらこと特製だしの旨みが染みて、しっとりとした食感がクセになる味わいに。最初はなぜポテトが入っているのか疑問に思っていましたが、ポテトとたらこと特製だしの組み合わせは相性抜群でした。

今回紹介した「丸亀シェイクうどん」の新フレーバーは10月17日から12月上旬までの期間限定商品です。こってりとさっぱりの対照的なラインアップですが、キュッとしまった弾力のあるうどんとの組み合わせは絶妙です。気になる人は、店頭に足を運んでみてくださいね。