俳優の西山潤が主演、元SUPER☆GiRLSで女優の田中美麗がヒロインを務めるABCテレビのドラマ『こういうのがいい』(29日スタート、毎週日曜24:55~※関西ローカル、DMMTVで同時配信)の新たなキャストが10日に発表された。

  • 『こういうのがいい』(C)双龍/集英社・ABC

■ゆるくてエッチな男女の日常描く『こういうのがいい』

『となりのヤングジャンプ』連載中で、累計発行部数130万部(※9月12日時点)を突破した双龍氏による同名コミックを実写ドラマ化する今作は、束縛彼女にモラハラ彼氏はもうウンザリ、したい時に、したい事を、したい人と過ごす、ゆるくて気楽で自由な関係があってもいいはず……「恋人関係」の既成概念にとらわれない、ゆるくて気楽でエッチな大人の日常を描いた物語。それぞれ恋人と別れた村田(西山)と友香(田中)は、オンラインゲームのオフ会で意気投合し、束縛のないフリーダムフレンド(=フリフレ)となっていく。

■岸明日香・冨手麻妙らキャスト発表

このたび、“フリフレ”2人の日常を引っ搔き回す個性豊かなキャストが公開された。岸明日香が演じるのは今下伊好。村田がエンジニアとして働く会社の上司である部長のバリキャリ女子で、村田のことを優秀なエンジニアとして認めており、なにかと世話を焼いている。村田が元カノと別れたことも知っており、男としての魅力を感じているフシも。冨手麻妙が演じるのは、江口徳子。友香の姉で、妹を溺愛している。見た目からは想像ができないほどの大食漢で観察眼があり、周りに合わせるのが上手い。青山凌大が演じるのは伊藤寿哉。ファミリーレストランでバイトする友香の後輩で、ド直球に友香にアプローチをかけていく。ほしのディスコ(パーパー)が演じるのは拝島陸夫。村田の先輩で、システムの緊急トラブルが発生すると村田に仕事を無茶振りしてくるが、仕事が終わると一目散に帰宅する愛妻家な一面も。大谷凜香が演じるのは、川瀬愛。ファミリーレストランでバイトする友香の後輩で、先輩バイト・伊藤に片思いをしているため、友香とのやり取りが気になって仕方がない。ある日、伊藤に猛アタックをする。そのほか、前田瑞貴、二瓶有加も出演する。

また主題歌は、Spotifyが選出する「RADAR:Early Noise 2021」にピックアップされ一躍脚光を浴びた男女3人組音楽グループ・macicoの提供楽曲「humor」に決定した。日常の中のささやかな発見を、爽快感たっぷりのメロディに乗せた、やわらかで穏やかなポップソングとなっている。

■今下伊好役/岸明日香 コメント

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

本能に忠実というか、大胆な作品だなぁ、と思いました。あー私もこんな風にとまでは言わないですけど(笑)、いちいち頭で考えちゃうタイプなので、本能で生きてますみたいなのもかっこいいなって。ただ、そんな中で本当に感情が揺れ動く瞬間があったり、色んな人間模様も描かれてたりするので色んな人物・角度から感性を楽しめる作品だと思います♪

――演じる今下伊好の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

ちょっとサバサバして姉御気質なんだけど、実はめちゃくちゃ純粋で乙女なんですよね(笑)。とにかく不器用。でもそこが伊好のかわいいところなので、職場で見せる姿と、恋モードな伊好の二面性を意識してみました!

――視聴者のみなさんへメッセージを!

この漫画がドラマ化するってどうなっちゃうの? と楽しみにしてる方多いと思いますが、私もめちゃくちゃ楽しみです!(笑)皆様、是非観てください!

■江口徳子役/冨手麻妙 コメント

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

Twitterでバズっていて、以前から読んでいた作品だったのでドラマ化のお話を聞いた時はとてもうれしかったです。登場人物が全員めちゃくちゃ良い奴で、欲求に正直で、キャラクターがとても魅力的だと思いました。湿っぽさが一切無く、カラッとした「ポップなエロ」なので、ドラマ化した際は深夜ではなく朝に放送しても良いんじゃないか? と思うくらい爽やかです(笑)。

――演じる江口徳子の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

原作でも、徳子がご飯をモリモリ食べてる姿がとてもかわいくてすごく印象的だったので、食事のシーンは徳子のキャラクターがいちばん全面に出ていると思います。私自身、撮影中は本当に心の底から美味しいご飯を楽しみました(笑)。かわいいかわいい友香に対するたっぷりの愛情も伝わったら良いなと思います。友香とのシーンはほぼ1日だけだったのですが、姉妹を超えて親友みたいで、こんな妹がいたら幸せだろうなあと感じる撮影になりました。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

素晴らしき原作の魅力的なキャラクターに魂を吹き込んで全力で楽しんで演じております。原作漫画が今もずっと連載が続いてるように、私も役者としてずっと徳子の人生を歩んでいきたいなと思っているので、皆さまご視聴、応援、どうぞ宜しくお願いします! バズらせましょう!

■伊藤寿哉役/青山凌大 コメント

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

もしかしたら、こういう形も世の中にあるかもしれない! と思うくらいリアルで、周りから見ると一見変わっているかもしれない村田元気と江口友香のキャラクターや関係性に清々しさを感じる物語だな、という印象です! 過去の恋愛で疲れてしまった2人がそれを乗り越えつつ、自由に楽しく生きていくのが魅力だと思いました!

――演じる伊藤寿哉の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

「犬」だと思います。真っ直ぐで正直。でも、そこが空回りしてしまうのも面白くて。性格が合う人と一緒になれれば幸せになれるだろうなと思っていました。なので、できるだけ素直なキャラクターを100%表現できるように頑張りました。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

好きな人に真っ直ぐで純粋で、物凄く鈍感? だけど、かわいくてどこか応援したくなる、そこが彼の魅力だと思うので、伊藤寿哉くんを温かく見守ってくださるとうれしいです! また、漫画にはない映像ならではの表現もあるので楽しみにして頂けるとうれしいです!

■ほしのディスコ(パーパー)コメント

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

村田と友香の自由な生活にこんな効率重視の関係があるのかと度肝を抜かれました。友達も恋人も作るのが苦手な僕の人生では一生体験することはできなさそうなお話なので、とても楽しく読ませていただきました。普通に2人が会話をしていた直後に、場面転換して急にセクシーなシーンになるところのギャップで笑ったり、他の登場人物も個性的なキャラクターで面白いので、この作品に関わることができてとてもうれしいです。

――演じる拝島陸夫の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

拝島は仕事よりも妻を優先して生きていて、仕事が終わったら誰よりも先に妻の待つ家に帰るところがかわいげがあってどこか憎めない人だなと思いました。その拝島のかわいげをなんとか表現できるように頑張りました。僕なりの拝島を演じたので、優しい心で観てください。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

この作品は刺激が強いシーンが多いように感じるかもしれないですが、拝島が出ているシーンはほのぼのと観る事ができると思います。是非拝島にも注目して観てもらえたらうれしいです。

■川瀬愛役/大谷凜香 コメント

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

私にとっては“大人の日常“が新しく、また、キャラクター達が生き生きとしている世界だなという印象でした。現代の複雑さにとらわれすぎず、心地よい温度で物語を楽しめるところが魅力のひとつです。

――演じる川瀬愛の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

主人公達とは違う恋愛観を持ったキラキラした子だなという印象でした。主人公達に共感する方もいれば、川瀬ちゃんに共感する方も多いと思います。彼女の瑞々しい恋愛観を可愛らしく表現したいと思いながら撮影していました。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

私も含め、原作をどう映像化するのか気になる方がとても多いのではないでしょうか。皆様の反応が今から楽しみです。ぜひご覧いただけるとうれしいです。

■macico コメント

――本作品の主題歌に決まった際のご感想をお聞かせください。

macicoの楽曲を主題歌に選んでいただき、とても光栄です。主題歌「humor」は愛の自由さをテーマについて書いた楽曲だったので、型にとらわれた恋愛から解放された主人公たちを描いた今作にピッタリの楽曲だと思いました。主題歌の演出がどのようなものになるのかはもちろん、原作を追っている一読者として、どのようなドラマ作品になるのかもとても楽しみです!