フジテレビ系で中継されている『FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の男子日本代表の試合が、きょう30日に開幕する。

  • (左から)高橋藍選手、石川祐希選手、西田有志選手

女子最終戦となったブラジル戦では、世界ランキング3位の強豪国を相手に互角以上の戦いを見せるも、フルセットの大熱戦の末に惜しくも敗れ五輪への切符は持ち越しとなった。しかし、火の鳥NIPPONが見せた快進撃に注目が集まり、中継の平均視聴率は個人全体9.5%と横並びでぶっちぎりの1位を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

男子日本代表は、キャプテンの石川祐希を中心に、サウスポーエースの西田有志、若くしてイタリアリーグに挑戦して修行を積んだ高橋藍らタレントぞろい。今年の『ネーションズリーグ』では予選ラウンドで開幕10連勝を飾ると、大会史上初となる銅メダルを獲得。そして、8月に開催された『第22回アジア男子選手権大会』でも6年ぶりの優勝を果たし、チーム力もアップした。

初戦の相手は世界ランキング28位のフィンランド。その後の注目カードとしても、アフリカ選手権3連覇中のチュニジア戦、今年の『ネーションズリーグ』で日本とベスト4入りをかけて熱戦を繰り広げたことも記憶に新しいスロベニア戦、そして最終日には世界ランキング2位の“バレーボールの母国”アメリカ戦と、注目の試合が続く。

■尾崎雄介チーフプロデューサー コメント

「女子は惜しくもパリ五輪の切符を逃しましたが、選手達の背中を押す超満員に膨れ上がった代々木の熱量は感動すら覚えるものでした。会場で、そしてテレビの前で、選手達にエールを送っていただいた皆さんに感謝申し上げます。そして、いよいよ今夜から男子大会が開幕します。史上最強とも言われる男子日本代表への期待は日に日に高まっていますが、彼らならきっとやってくれると信じています。多彩な個性が、石川キャプテンのもと融合する男子日本代表の試合は、スピード、パワー、テクニックとどれをとっても世界一流のプレーを見ることができます。女子とは違うバレーボールの魅力を存分に味わっていただき、変わらぬエールを送っていただければと思います」

(C)フジテレビ