Speeeの運営する「ケアスル 介護」は9月27日、「親の介護」に関する調査結果を発表した。同調査は7月10日、介護経験がある250名を対象に、インターネットで実施した。

  • 親の介護を理由に、親族(兄弟や配偶者など)と揉めたことがありますか

親の介護を理由に、親族(兄弟や配偶者など)と揉めたことがあるか尋ねたところ、40.8%が「ある」と答えた。

「親の介護を理由に親族と揉めたことがある」と回答した人に、具体的にどのような内容で揉めたのか聞くと、「介護を一方的に押し付けられた」「今後の介護の費用をどのように負担するかを揉めた」「介護施設の入居に関して揉めた」「介護方針の食い違い」「相続や延命治療について」といった声が寄せられた。

介護施設への入居を検討したきっかけを聞くと、「病気や認知症が悪化した」(42.4%)が最も多く、次いで「在宅介護に限界を迎えた」(37.2%)、「自宅で転倒するなど、怪我をしてしまった」(22.8%)となった。

  • 介護施設への入居を検討したきっかけ