一人暮らし500人に調査
AlbaLinkは9月12日、「貯金額に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月25日～9月2日、一人暮らしをしている10代〜60代以上の男女506人(男性266人、女性240人)を対象にインターネットで行われた。
1カ月の平均貯金額は2万7,812円
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「一人暮らしの月の平均貯金額」
ひと月の貯金額を聞いたところ、平均は2万7,812円となったものの、ボリュームゾーンは「10,000円超20,000円以下」(22.2%)で、全体の4割近くが「10,000円以下」であることが明らかに。つまり、一部の「たくさん貯金をしている層」が平均値を引き上げており、実際のところ、貯金に回せる額は少ない人が多いよう。「全く貯金ができていない」(9.5%)という人も1割近くいることがわかった。
一方、「ひと月の理想の貯金額」は、「40,000円超50,000円以下」(34.0%)や「50,000円超100,000円以下」(21.5%)が多く、平均は6万526円という結果に。
貯金したい理由1位は「将来・老後のため」
貯金したい理由を聞くと、「将来・老後のため」(311人)が圧倒的に多く、次いで「急な出費に備えて」(56人)、「旅行・趣味に使いたい」(34人)、「結婚資金を貯めたい」(28人)、「投資に回すため」(24人)、「車やバイクを買いたい」(22人)、「教育費として使いたい」(15人)と続き、具体的な目標があって貯金している人も見受けられた。
貯金が難しい理由1位は「収入が少ない」
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「貯金が難しいと感じる理由」
最後に、「貯金が難しいと感じる理由」を教えてもらったところ、「収入が少ない」が1位に。「給料が安い」「失業中」「非正規雇用」「年金生活」など、収入が低い原因は人それぞれで、生活費に充てるだけで精一杯な人が多いことが明らかに。
続く2位は「生活費がかさんでいる」で、「物価高」をはじめ、「思ったよりも一人暮らしでお金がかかっている」「家賃が高い」という声が多かったほか、「親や兄弟の生活費を援助している」という人も。
3位は「計画性がなく浪費しがち」。「あると使ってしまう」「無駄な出費が多い」「欲しいものがあると我慢できない」など、収入よりも支出に問題がある人も多いよう。
以下、急な医療費や家電の故障など「急な出費が多い」が4位に。5位は「旅行・趣味にお金をかけている」、6位には「交際費を削れない」がランクイン。7位には、派遣社員や自営業のために「収入が不安定」が理由としてあがった。
