友達としては仲良くしているものの、恋愛対象として見られているかどうかが分からないときは、アピールの方法に迷うこともあるでしょう。

そこで本記事では、行動や連絡における、脈なしサインについて詳しく紹介。逆に恋愛対象に見られているかもしれないサインや、友達から恋人になるためのポイントもまとめました。

  • 友達としか思われていないサインとは

    友達としか思われていないサインや、友達としか思われない原因、友達から恋人になるためのポイントなどを解説します

友達としか思われていないサインとは【行動編】

友達としか思われていないときの相手の行動には、どのようなパターンがあるのでしょう。

ここでは、具体例を挙げて解説します。気になる相手の行動を確認してみましょう。

自分と会うときに服装や髪型を気にしていない

自分と会うときの身だしなみに無頓着で、服装や髪型を気にしていないのであれば、友達としか思われていない可能性があります。

基本的に、気になる人からは少しでもよく見られたい、と思う人が多いでしょう。気になる人と会うときは、清潔感に気を配り、より魅力的に見えるようにヘアスタイルやメイク、ファッションなどを工夫するはずです。

二人で会うときに普段と同じような服装、あるいはそれよりもラフな格好であれば、好きな人を前にするときの緊張を感じていないということだと考えられます。

他の人との恋愛相談をされる

他の人に興味を持っていることをそれとなく相談されたり、「気になっている人がいる」と、はっきり打ち明けられたりする場合も、友達としてしか思われていない可能性があります。

やきもちを焼かせたい場合は例外として、一般的には恋愛感情を抱いている相手に、他の人との恋愛の話題を出すことはあまりないでしょう。

「◯◯君とのデートに何を着て行けばいいと思う?」「今度◯◯さんとデートをする予定があるんだけど、どこに行けばいいと思う?」などと相談される場合は、シンプルにアドバイスを求めている可能性が高いでしょう。

恋愛に関する質問を全くされない

恋愛関連の質問を一切されないパターンも、恋人候補として考えられていないという可能性が高いでしょう。

相手へ好意がある場合、多くの人は相手の好きなタイプや過去の恋愛経験などが気になります。自分が恋愛対象として見られる可能性があるのか、恋愛関係になったときに価値観が一致するかなど、恋人としての相性を知りたいと思うからです。

相手からそのような話題が出ないということは、あなたのことはあくまで友達として思っており、あなたの恋愛観に対しては興味がないのだと考えられます。

話を掘り下げようとしない

こちらから何かを話し掛けたときに、話題を広げようとしないパターンも、友達としか思われていない可能性があります。

このような場合、「そうなんだ」「よかったね」など、当たり障りのない返事があるだけで、深掘りする質問や自分の話は返さずに終わります。

もし恋愛的な好意を抱いている相手であれば、相手のことを「もっと知りたい」と、好奇心や興味が自然に湧く人が多いでしょう。あるいは「自分のことをもっと知ってほしい」と思う人も多いです。また「相手と少しでも長く会話できるように」「話が途切れないように」と、工夫するのが一般的です。

いつも素っ気ない反応なのであれば、好意を持つあまり緊張しているという場合を除いて、相手はあなたに対し恋愛感情を抱いていないのかもしれません。

過去に話した話題を覚えていない

これまでに会話した内容を覚えていないパターンも、恋愛対象外とみなされている可能性があります。

多くの人は、恋愛対象として気になっている人に対して、特別に興味が湧くでしょう。ささいな点でも自然と記憶に残ります。特に「黄色が好き」「あのお店がおいしかった」など、相手を喜ばせるときに役立ちそうなポイントを忘れることは少ないでしょう。

自分の誕生日や大切にしていることなどを忘れられた場合は、友達としか思われていない可能性がより高いと言えます。

2人で遊ぶ誘いをやんわり断られる

2人きりで遊びに行こうと誘ったときに断られる場合は、一対一でのお出掛けに魅力を感じていない可能性があります。友人として、みんなで遊ぶ方が楽しいと思われているのです。

確かに、気になる相手と2人きりでは緊張してしまうという理由で、最初の内は複数人で出掛けるというパターンもあるでしょう。しかしいつまでたってもグループでしか遊べないときは、恋愛関係に発展することを遠回しに避けられている可能性があります。

友達としか思われていないサインとは【連絡編】

  • 脈なしサイン【連絡編】

友達としてしか思われていないのかどうかは、LINEやメールのやり取りからも読み取れます。

具体例とともに、詳しく見ていきましょう。

LINEなどの返信が遅い・未読無視をする

LINEなどの返信がいつも遅く、未読無視をされてすぐにメッセージが途切れる人は、恋愛対象として見られていない可能性があります。優先順位が低いことがうかがえるためです。

好意を抱いている相手からの連絡であれば、内容を読まずに連絡を無視することは少ないでしょう。他のことを後回しにしてでも連絡を返してしまう人も多いはずです。

もし何日もメッセージを読んでもらえないようなときは、相手が迷惑に思っている可能性も考えられます。相手から一度距離を置くことがおすすめです。

返信の文章が短い

無視されることはないものの、返信の文章が素っ気ないときも、恋愛対象として見られていない可能性があります。例えば「了解」「なるほどね」「わかった」など、一言で終わらせるパターンです。

気になる人にLINEを返すのであれば、多くの場合、丁寧で優しい雰囲気のメッセージを心掛けます。

しかし恋愛感情がなければ、自分をよく見せようとする意識が働かないために、事務的でシンプルな返事になりがちです。

相手からメッセージを送られることがない

自分が送ったメッセージに返事はあるものの、相手からLINEがくることはほとんどない場合も、恋愛対象と思われていない可能性が高いでしょう。用事があるとき以外にメッセージを送ってこないということは、自分に興味がない証拠です。

相手も自分に好意があり、積極的に関わろうとしているのであれば、やり取りが一方的になることはほぼありません。何気ないタイミングで他愛(たあい)もない話題を振ってきて、接点を持とうとするでしょう。

相手からメッセージがこない状況でこちらからしつこく連絡をすると、相手はうっとうしく感じてしまう恐れがあります。連絡の回数を少し控えることがおすすめです。

実は恋愛感情を持たれているかもしれないサイン

  • 実は恋愛感情を持たれているかもしれないサイン

逆に、恋愛感情を持たれているときの行動とは、どのようなものなのでしょう。

相手がサインをせっかく出してくれていても、見逃してしまっては、関係の発展が先延ばしになってしまいます。向けられた好意をキャッチするために、具体例を確認していきましょう。

プライベートな質問をされる

プライベートな質問を多くされるのは、恋愛感情を持たれているかもしれないサインの一つに挙げられます。

あなたのことを知りたいという純粋な気持ちに加え、会話の内容から共通点を見つけて、二人の距離を縮めようとしていると考えられます。

また質問の答えからきっかけを見いだして、あなたが喜びそうな場所へ、デートに誘おうとしている場合もあるでしょう。

例えば「最近、休みの日は何をしているの?」「好きな食べ物は?」など、その人自身について知ろうとしている質問は、興味を抱いている証拠と言えるでしょう。このような質問が続く場合は、恋愛対象として見られている可能性が高いと考えられます。

自分のことを知ってもらおうとする

恋愛対象として見ている相手に対しては、相手のことを知りたいと同時に、自分のことを知ってもらいたいと思う人も多いです。

そのため、

  • 自分の趣味や好きなことについて詳しく話してくれる
  • 「今度一緒に行こう」と、自分の趣味の場に誘ってくれる
  • 自分の友達を紹介してくれる

などの行動は、好意の表れでしょう。相手に自分の世界を知ってもらい、共有したいという気持ちが潜んでいます。

2人だけで盛り上がる話がある

もし他の友人が知らない話題で盛り上がることがあれば、特別な関係として見られている可能性があります。他の人を立ち入らせず、2人だけの秘密を持つことは、独占欲の表れと考えられます。

内容は重大なことでなくても構いません。ポイントは、2人しか知らない、2人だけの特別な接点を持っている、ということです。

「今、何してる?」とLINEが届く

特に用事もないのに急にLINEが届く場合は、あなたのことが気になっているというサインの可能性があります。特に「今何してる?」というメッセージは、相手のことを知りたい気持ちの表れです。

好きな人がいれば「会えない時間に何をしているのかが気になる」という人は多いでしょう。

また、会えない時間に何気ないやり取りを楽しみたいという人もいます。直接会えなくても、メッセージで時間を共有したいと思っているのです。

もしただの友人関係であれば、単純に暇で構ってくれる人を探しているという場合を除いて、プライベートな時間にまでわざわざ立ち入ろうとはしないでしょう。

友達としか思われない原因

  • 友達としか思われない理由とは

友達以上の関係になかなか進めず、悩んでしまう人は少なくありません。

そこでここからは、友達以上の関係になれない原因について、具体例を紹介します。当てはまるものがないか確認しましょう。

友人の期間が長い

友達関係の期間が長いということは、関係発展が難しくなる原因の一つと考えられます。

気兼ねなく何でも打ち明けられる関係は、居心地が良い反面、恋愛対象としての緊張感がありません。また一度そのような関係になると、お互いに恋愛対象としての側面を出すことが気恥ずかしくなります。

友人関係を抜け出すには、普段とは違う特別なきっかけが必要です。

例えば、

  • いつもは行かない場所へデートに誘う
  • 普段と違う髪型や服装をしておしゃれをする
  • 会う時間帯を夜に変えてみる

など、恋愛対象になり得ることを意識させるような工夫をしてみましょう。

男友達・女友達のノリに乗ってしまう

同性の友人同士で集まるときと同じようなノリで接しているパターンも、恋愛関係に発展しにくいでしょう。

ノリの良い態度は友達同士であれば盛り上がりますが、遠慮や配慮を感じさせにくいため、恋人としての関係を築きたいときには不向きでしょう。

例えば下ネタや強めのツッコミ、変顔や激しいギャグなどが挙げられます。たとえ相手がそのようなノリで話してきても、ほほえみながら聞き流したり、恥じらいを見せたりすることが大切です。

相手に「あれ? いつもと違うな」と思わせることが、関係を発展させるきっかけになるでしょう。

相手が求める恋人像から離れている

相手の理想とする恋人像と、自身のキャラがあまりにも異なる場合も、恋愛関係に発展しにくいでしょう。

例えば落ち着いた物静かなタイプが好みの人は、いつもみんなで騒いでいるような人には恋愛感情を抱きづらいでしょう。話し方や行動の見直しが必要です。

髪の長さやファッションなど、見た目を相手の好きなタイプに近づけることも、関係性が変わるきっかけとなるかもしれません。

しかし自分を偽って恋愛関係になったとしても、後々つらくなってしまいます。無理に相手の理想へ近づけようとせず、自分だけの魅力を伝えることも大切です。

恋人に求めるものが多いイメージがついている

恋愛に対してわがままなイメージがついているパターンも、恋愛関係に発展しにくいでしょう。

交際相手に求めるものや理想の性格について細かく話し過ぎて、恋人への理想が高いという印象を持たれている恐れがあります。

「付き合うとめんどくさそう」「こちらの負担が大きそう」など、恋人関係に発展したときのイメージがネガティブになってしまうと、恋愛対象として見られません。

自分の好みを話すときは、「明るい人」「穏やかな人」など、大まかに伝えることがおすすめです。

友達から恋人になるためのポイント

  • 友達から恋人になるためには

ここからは、友達以上の関係に発展させたいときのポイントについて紹介します。

気になる相手がいる人は、チャンスがきたときに生かせるように、日頃から心掛けるといいでしょう。

相手の好きな女性・男性のタイプや性格、恋愛に対する価値観を知る

相手の好みのタイプや、恋愛における考え方を知っておくことは大切です。

例えば

  • 価値観や主張がはっきりしている人が好き
  • よく笑う人が好き
  • 恋人とはいつも一緒にいたい
  • それぞれの趣味を共有したい

などのようなイメージです。

どのような人がタイプか、本人に聞ける場合は積極的に質問してみましょう。もしまだそのような関係性を築けていないのであれば、周りの友人に聞いてみることも一つの手です。

無理に合わせる必要はありませんが、相手を理解することが大切です。

異性、恋愛対象であることを意識させる

異性や恋愛対象として意識させることもポイントです。多くの場合、友人関係の期間が長いと、恋愛のドキドキする感覚というよりも、何でもさらけ出せる家族のような感覚を持たれています。

相手から持たれているイメージを覆すことで、関係性を変えるきっかけが生まれます。

例えば、

  • 服装のイメージを急に変える
  • 会話にあえて恋愛の話を持ち込む

など、それまでとは違う一面を見せるといいでしょう。相手にとって好ましい一面を見せることがおすすめです。

2人だけの思い出を作る

2人だけの特別な思い出を作ることも有効な手段です。イベント時はただでさえいつもとムードが違うため、恋愛対象として意識するきっかけになるでしょう。

例えば誕生日やクリスマス、バレンタインなど、恋人同士であれば一緒に楽しむようなイベントの日を、2人きりで過ごしてみましょう。

さらに、

  • 大勢で集まるときとは髪型や服装などの雰囲気を変える
  • 恋人同士で出掛けるような場所に行ってみる

など、少しの工夫でいっそうムードが高まります。

脈ありか脈なしか、お互いの関係性を見極めて、片思いを卒業しよう

片思い中、相手が自分のことをどう思っているのかが気になって、悩んでしまう人は多いでしょう。

しかし、2人でいるときの態度やメッセージのやり取りにこそ、好意の有無は隠れています。

友達関係を抜け出したいのであれば、服装や出掛ける場所に変化を持たせて、これまでとは違う一面をアピールしてみましょう。