金印は9月1日、「国産冷凍薬味シリーズ」3商品(わさび・しょうが・ゆず皮)をリニューアル発売した。既存商品の改良を行うとともに、新たに2商品(にんにく・柚子こしょう)もラインナップに加わった。
「国産冷凍薬味シリーズ」は、2022年10月に発売した冷凍だからこその「鮮度」「長期保存」「使い勝手」をバランスよく実現した、新しいタイプの冷凍香辛料。
わさび商品では、マイナス196℃の液体窒素で原料を瞬間凍結し、香りや辛味を発現させる酵素反応を抑えることで、素材本来の風味や美味しさが食卓に上がる直前まで保持できるよう工夫している。他の香辛料でも、それぞれに合った冷凍製法を採用した。
今回のリニューアルでは、従来のわさび・しょうが・ゆず皮の3品から、おろしにんにくとゆず胡椒を新たに追加し、5品にラインナップを拡充した。「食品添加物をできる限り減らして欲しい」「増粘剤をいれないで欲しい」などの声を受け、味を落とさないぎりぎりのラインでよりシンプルな配合に変更した。
「国産おろし本わさび」(350円)は、原料を安曇野産本わさびに限定。独自の超低温すりおろし製法で本わさび本来の香りや風味を閉じ込めている。
「国産おろししょうが」(300円)は、しょうが本来のみずみずしさや香り、辛味の違いが感じられるように、できる限り食品添加物の使用を抑えて製造した。
「国産きざみゆず皮」(350円)は、風味にこだわった国産の生ゆず皮をマイナス30℃の急速冷凍でバラ凍結している。フレッシュなきざみゆずを、家庭でも楽しめる。
「国産おろしにんにく」(350円)は、濃厚な風味が特徴の福地ホワイト六片を使用した。すりおろしたてを急速冷凍している。食品添加物を使用せず、にんにく原料100%で仕上げた。
「国産柚子こしょう」(350円)は、風味と色合いに優れた国産の黄ゆずと青唐辛子を使用し、すりおろし後に熟成させた。熟成させることで、華やかな香りを維持しつつ、カドがとれまろやかな味わいとなるという。
「国産冷凍薬味シリーズ」は、使いたい時に、使いたいだけさっと使える個包装を採用。使い切りのためチューブ商品と比較して衛生的に使用できる。また、中身が絞り出しやすいように、個包装の形状を縦長にリニューアルした。
外装はフロントジップを採用し、切れ込みではなく引き抜き式のジップに変更した。はさみがなくても、まっすぐに封を開けることができる。自立するスタンドパックに変更している。