TakeActionは8月25日、「病院勤務者の離職意向・転職のポイント」に関する調査結果を発表した。調査は6月23~25日、病院勤務者333人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「今勤めている組織を辞めようとしていますか」と聞くと、「退職を検討している」(41.3%)、「どちらかというと検討している」(35.5%)、「わからない」(33.2%)、「検討していない」(30.5%)だった。

また「辞める理由」を聞いたところ、「労働環境(働き方」(42.6%)、「待遇面(給与)」(37.6%)、「人間関係(上司)」(33.7%)と続いている。

次に「勤続年数と離職要因の関係性」について調査したところ、離職理由が「上司との人間関係」と答えた回答者の勤続年数の割合は「10~20年未満」(41.2%)、「20年以上」(17.6%)、「5~10年未満」(14.7%)、「1~3年未満」(11.8%)となっている。

また離職理由が「同僚との人間関係」と答えた回答者の勤続年数の割合は、「10~20年未満」(37%)、「5~10年未満」(25.9%)、「20年以上」(14.8%)、「3~5年未満」(14.8%)という結果に。

さらに褒める文化がある職場と退職の関係性を見たところ、文化のある職場では「退職を検討している」(27.9%)、無い職場では「退職を検討している」(34.1%)となっている。