「ナン」というと、日本ではインドカレーについてくる平べったいパンのようなものが定番ですよね。さくっとした食感ともっちりした食感が相まってとても美味しいナンですが、中央アジアにある国、キルギスにはこんな変わったナンがあるようです。

キルギスのナンは何度見てもやっぱり素敵
(@mitsuki_tabiより引用)

  • (@mitsuki_tabiより引用)

X(旧Twitter)にこう投稿したのは「みつき(@mitsuki_tabi)」さんで、写真にはキルギスの「ナン」が写っていました。

「何度見てもやっぱり素敵」という言葉の通り、キルギスのナンはとても素敵な模様をしており、しかも一つ一つ柄が異なっているようです。もちろん食べ物なのですが、その精巧さはまるで芸術品のよう。こんなナン、食べるのがもったいなくなっちゃいますね!!

みつきさんはさらに、こんな投稿もされています。

思いの外反応が多かったので別の写真も載せておきます。
ちなみに麺料理や米料理を食べるときでもこのナンは出てくるのでお腹ぱんぱんになります。
(@mitsuki_tabiより引用)

  • (@mitsuki_tabiより引用)

ちなみに大きさによりますがこんな綺麗な見た目でも値段は1つ40円ほどでかなり安いです。
(@mitsuki_tabiより引用)

こんなに可愛くて大きなナンなのに、なんと1つあたり約40円という価格設定で、麺料理や米料理にもついてくるのだとか。そんなに食べたら、お腹がはち切れちゃいそう……(笑)

ちなみに、キルギスのナンはこんな見慣れない釜で焼き上げているのだそうですよ。

素敵すぎるナンの写真は大きな反響を呼び、ポストは4.1万件のいいねを獲得(8月25日時点)。「ナンだこれは!」「パイではなくナンなのですね。お洒落だし日本でも食べたい。」「カビが生えるまでかざって置きたい」「ナン……って食べ物ですよね? 凄いですね 芸術的 食べるの勿体ない」といったコメントが続々。

中には、「ウイグルも同じです 同じ文化圏ですね 作り置きして結構固くても食べますよね ちなみにカシミールだと模様が少し地味で形は同じで、近い文化圏という気が」といった関連情報も寄せられました。

また、漫画『乙嫁語り』にもこのナンが登場するそうで、読者の方たちからは「こんなに美しくて綺麗なパンなんですね!! 実写を見せていただきありがとうございます」「想像よりカラフルで綺麗でびっくりしました!見れてよかった!!」といった感謝の声も届きました。

投稿主さんに聞いてみた

たくさんの人を感動させたキルギスのナン。実際に食べてみると、どんな味がするのでしょう? 投稿主のみつきさんに話をお聞きしました。

ーーキルギスのナンは実際にどんな味がするのでしょうか?

意外と普通のパンです。出来立ては本当に柔らかく美味しいんですが、基本的に食べる時には多少固くなっていて、結構噛みごたえがある感じです。ただ、それでも美味しいです。

作る際に発酵しないと聞いたことがあるので、それが理由で固くなりやすいのかもしれません。

ただ、麺料理でも米料理でもこのナンが必ず付いてきてかなりの消費をしているので、買って食べるまでそんなに時間はかからないはずです。なので、そんなに固くなることはないと思います。

ーー改めて、キルギスのナンが素敵だと思ったポイントについてお聞かせいただけますか?

何より柄が本当に美しいところです。一つだけでも美しいですが、色んな柄の物がたくさん並んでいるので感動すらします。

キルギス以外の中央アジア諸国にも行ったことがありますが、どの国でも共通してこのようなパンは食べられています。また、ウイグルでも食べられているようです。

ですが他国ではここまで華やかな柄のものは無かったように思います。


これだけ見た目が美しいと、美味しさもさらに倍増しそうですよね。う〜ん、一回食べてみたい!!