俳優の中川大志が、神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)に出演することが23日、発表された。

中川大志

連続テレビ小説(朝ドラ)第108作となる本作は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎さんをモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、大正、昭和と激動の時代に、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。

物語はいよいよ最終章へ。主人公・槙野万太郎と妻・寿恵子の家族、ふたりに影響を与える人たちの出演者が発表された。

中川が演じるのは、おじの莫大な資産を継いで資産家となった青年・永守徹(ながもり・とおる)。万太郎に図鑑発刊のための費用を支援したいと申し出るという役どころだ。

中川は「神木君から名前が挙がっていると聞きました。断る理由はありませんでした。朝ドラで流れる時間は長い長い旅のような、果てしないようで、儚い時間だと思います。『らんまん』が歩んできた、積み上げてきた旅の一部になれたことを嬉しく思います。神木君と、浜辺美波ちゃんと久々にお芝居できると、浮かれておりましたが、撮影はここ最近では、信じられないほど緊張しました(笑) 突然現れた永守徹という男が、万太郎のその先に向けて、何かバトンを渡すことができればと思います。どうかお楽しみに」とコメントしている。

また、高知の遍路宿「角屋」の息子で、植物採集に訪れた万太郎と出会い、数年後に上京、万太郎の助手となる山元虎鉄役に濱田龍臣。万太郎と寿恵子の娘・千歳役に遠藤さくら(乃木坂46)、長男・百喜役に松岡広大、末娘・千鶴役に本田望結、銀行員だが、のちに鉄道事業などを手がける大物実業家となる小林一三役に海宝直人が決定した。濱田、遠藤、松岡、本田は朝ドラ初出演となる。