リゼクリニックは8月18日、「介護脱毛に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月21日、40~50代の男女1,140名を対象に、インターネットで実施した。
「介護脱毛」とは?
介護脱毛という言葉が誕生したきっかけは2016年の「敬老の日」の頃で、同院がデリケートゾーンの脱毛を希望する中高年世代が増加していることに着目。当初は「 自分の老後を想定し、介護が必要になった時に排泄後の拭き取りや清拭時に介護者(第三者)に対し負担をかけないよう、毛が黒いうちにあらかじめアンダーヘア脱毛をしておく 」行動を介護脱毛と命名し、2017年1月18日にメディア発表したという。
「介護脱毛」男性の認知度は35%
「介護脱毛」という言葉を知っているか尋ねたところ、男性の35.4%(40代 37.2%、50代 33.7%)、女性の71.8%(40代 72.6%、50代 70.9%)が「知っている」と回答した。3年前に同院が行った調査データを比較すると、「介護脱毛の認知度」は男性が7.9倍、女性は2.8倍に増加(前年比:男性1.6倍、女性1.1倍)している。
「介護脱毛」知ったきっかけについて聞くと、男女ともに半数以上が「テレビ番組」と回答し、「WEB記事」が続いた。女性は「知人・友達から」(16.9%)の影響が大きい傾向にある。40代男性の10.4%は、「介護士や医療従事者から」と答えた。
「老後に備えて介護脱毛をやりたい」は63%
中高年男性の「介護脱毛」について、どのように感じるか尋ねたところ、男性の93.9%、女性の97.4%が「肯定的」と答えた。
介護(老後)に備えて、「介護脱毛」をやりたいと思うか尋ねると、男性の62.6%(40代 63.9%、50代 61.4% )、女性の78.9%(40代 88.8%、50代 69.1%)が「はい」と答えた。2020年調査時と比べると、男性は2.2倍、女性は1.5倍へと増加している。