女優の石川恋が、BSテレ東の新真夜中ドラマ枠『猫カレ -少年を飼う-』(10月7日スタート 毎週毎週土曜24:00〜)の主演を務めることが17日、明らかになった。
同作は青井ぬゐ氏原作の人気コミック『少年を飼う』の実写化作。残業や深夜帰宅は当たり前、結婚ラッシュどころか終電にすら乗れない日々を送っている森川藍(石川恋)は、猫のようにマイペースな少年・凪沙(齋藤潤)と出会い、日常が少しずつ変わっていく。年の差14歳、孤独なふたりの奇妙な同居生活が始まる。
石川は連続ドラマ初主演で、都内の大手広告代理店でバリバリ働き「可愛げがない」「鉄の女」と揶揄される30歳の会社員・森川藍を演じる。そんな藍がある日出会った16歳の美少年・遠野凪沙を、注目の映画『カラオケ行こ!』(2024年公開予定)でメインキャストに抜擢され、その他多数の映画・ドラマへの出演を控える期待の新星、16歳の齋藤潤が演じる。
さらに藍の高校時代の同級生であり、凪沙が通う高校の美術教師として再会を果たす・鹿目圭斗、藍が心を許す親友・新島清香、凪沙の高校の同級生・有馬柊平&志田こころ、謎の美少女・鈴村華恋のキャストは、近日発表を予定している。
石川恋 コメント
今回演じる森川藍というキャラクターとは年齢も環境も重なる点が多く、気付けば夢中で原作のページを捲っていました。
自分の機嫌は自分で取れて、着実にキャリアを重ねて自立できていることは素晴らしいことのはずなのに、そうして武器を揃えながら30歳を迎えてみると何故か周りからは「可愛げのない鉄の女」と敬遠されてしまう。
そのもどかしさに深く共感し、自分が30歳になったこのタイミングで藍と出会えたことに
運命を感じました。
原作と同じくリアル16歳で凪沙役を演じる齋藤潤さんには、役を通して私自身にも様々な
新しい感情を与えてもらえそうで、一緒にお芝居できることがとても楽しみです。
日々を強く生きようとする全ての人に、癒しを届けられたり、背中を押せるような作品にできればと思っています。
連続ドラマ初主演ということで緊張もしていますが、あまり気負いすぎずに、
スタッフ・キャストの皆さんと力を合わせて1シーン1シーン丁寧に作り上げていきたいです。
どうぞお楽しみに!
齋藤潤 コメント
出演が決まった時は、本当に嬉しかったです。一瞬で好きになってしまった、
あんなにも可愛らしい凪沙くんを自分が演じられるんだという嬉しさが込み上げてきました。
原作を読ませていただき、藍さんと凪沙の関係がどうなっていくんだろうと、ページをめくる手が止まらないほど、のめり込んでいました。
その凪沙くんを自分が演じることに勿論プレッシャーは感じながらも、石川さん演じる藍さんと向き合い、良い空気感をお届けしたいと思います。
原作の素晴らしさに加えて、映像としての魅力が出せるよう、佐伯監督をはじめとしたスタッフの皆さん、キャストの方々と素敵な作品になるよう全力で努めます。
是非ご覧ください。
原作者:青井ぬゐ コメント
担当編集の方から初めてドラマ化のお話を聞いた時は驚きました。
ずっと二次元で想像してきた世界が、三次元でも見られる日が来るとは夢にも思わなかったので…(笑)。
漫画ならではの良さがあるように、生身の人が創る映像ならではの良さもあると思うので、そういった違いをいち視聴者としてみなさんと楽しめたらと思っております。
番組プロデューサー・瀧川治水(BSテレ東) コメント
拾い猫のように美少年との突然の同居が始まった時、主人公は最初、彼の存在がこころの癒しになりました。でもやがて、保護者的な愛情と変わっていき、更にそれは次第にタブーとも言うべき恋愛に育っていく、、、 猛烈仕事女子社員のその繊細な心の変化を、 石川恋さんは緻密に熱演してくれます。
このドラマは、それぞれの孤独な立場を超えて、互いの存在が絆に育っていく、愛と癒しのドラマです。ご期待ください。